ユベントス、ナポリで出場時間確保に苦戦するラスパドーリに注目か!ジュントリの存在が…
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ユベントスはサッスオーロ時代からジャコモ・ラスパドーリに強い関心を示してきたが、ようやく彼の獲得に近づく可能性が出てきたと、TuttoMercatoWebが伝えた。
ラスパドーリはかつてナポリのスポーツディレクターだったクリスティアーノ・ジュントリの支援を受けて、2022-23シーズン開幕前に同クラブへ加入した。現在ジュントリはユベントスで同役職を務めており、このポジティブな関係が移籍を後押しする可能性が浮上している。さらにナポリの新監督アントニオ・コンテの下で出場機会が減少しているラスパドーリ自身も移籍に前向きで、ユベントスが移籍先として浮上している。
スカイスポーツのジャーナリスト、ルカ・マルケッティも、この移籍の実現性を次のように指摘した。
「適切な価格が提示され、チーム内での序列が低ければ、ナポリは関心を示すクラブに躊躇せずに売却するだろう。ラスパドーリは市場に出ており、もし移籍先を予測するなら、ユーベが最も彼を必要としていると予想できる。ミリクの負傷により選択肢が限られており、さらにジュントリが彼をよく知っていることも重要だ」。
このコメントは、アルカディウシュ・ミリクの負傷で前線が手薄になっているユベントスにとって、ラスパドーリが理想的な補強となり得ることを示唆している。
ラスパドーリは、特に安定した出場機会を得た際にはセリエAで注目すべき若手フォワードの一人として評価されている。しかし、ロメル・ルカクがナポリのストライカーとしての役割を担う中で、彼の出場時間は減少。これがユベントスにとって長らく狙っていた才能を手に入れる好機となる可能性がある。
ユベントスのティアゴ・モッタ監督がラスパドーリを戦力として評価するならば、獲得は前線強化のための理にかなった手段となるだろう。
ラスパドーリは、イタリアのユーロ2020優勝メンバーでもあり、ユベントスの攻撃陣に多様性と厚みを加えることが期待される。ただし、ナポリは移籍競争が激化する中で妥当な移籍金を求めると見られる。