【トリノ戦】Football Italia ユベントス評価&コメント
Football Italia
ユベントスがトリノとのダービーで2-0の勝利を収めた試合で、ケナン・ユルディスが「フットボール・イタリア」のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。このトルコの新星は試合の2点目を決め、チームの先制点はティモシー・ウェアがアンドレア・カンビアーゾの見事な単独突破から前半に奪っている。
ビアンコネリは試合を通して特に前半に圧倒し、後半にトリノが反撃を試みたものの、危険な場面はほとんどなく、リーグ戦で3連敗を喫した。
ユベントス
ペリン 6;サヴォーナ 5.5(86分 ダニーロ N/A)、ガッティ 6.5、カルル 6.5、カンビアーソ 7;ロカテッリ 6.5、テュラム 6;ウェア 7、コープマイネルス 6.5、ユルディス 8(86分 マッケニー N/A);ヴラホヴィッチ 5.5(73分 コンセイソン 7)。監督:モッタ 6.5
ベストプレーヤー :ユルディス 8
ゴールがなくともベストプレーヤー候補だった。パス成功率95%(20/21)、ドリブル成功2/3(Sofascoreによる)。左サイドを支配し、今季セリエA3点目は試合を締めくくる一撃となった。
最低評価:ヴラホヴィッチ 5.5
サヴォーナと同評価。サヴォーナも足元の精度に欠けたが、ヴラホヴィッチはタッチ数17回、パス成功率78%で、73分に交代。ボールロスト7回と精彩を欠いた。
監督 モッタ 6.5
トリノは信頼を失い、攻撃力も乏しい状態で、ユベントスが簡単に試合をコントロール。グラナータに得点の気配はなく、ユーベ側から危険は感じなかった。しかし、危機的なチーム相手に、もう少しチャンスを作るべきだっただろう。
トリノ
ミリンコヴィッチ=サヴィッチ 6;ワルキエヴィチ 4.5(64分 ヴォイヴォダ 5.5)、ココ 5.5、マシーナ 5;ペデルセン 5(75分 ソサ 5.5)、リネッティ 5、リッチ 6(64分 ニジェ 6)、イリッチ 5.5(46分 ギネティス 5)、ラザロ 6;ヴラシッチ 5、サナブリア 5。監督:ヴァノーリ 5.5
ベストプレーヤー:リッチ 6
ベストプレーヤーを選ぶのは難しい試合だった。チーム全体が低調で、リッチがボールを持った際の安定感を見せたものの、後半に負傷で交代。
最低評価:ワルキエヴィチ 4.5
今夜はユルディスが悪夢となるだろう。
監督:ヴァノーリ 5.5
理想とは程遠い状況だ。夏にリカルド・ロドリゲス、アレッサンドロ・ボンジョルノ、ラウル・ベッラノーヴァの主力3人が移籍し、今季のエースであるドゥバン・サパタも膝の負傷で今季絶望。トリノはまったく脅威を与えられず、監督に非があるとは言えないが、シーズン序盤の好調から一転、降格圏が迫る危機的な状況に陥っている。