伊メディア「ロカテッリはモッタのプランにおいて欠かせない存在になった」重要度を示す数値も披露
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シーズン序盤は先発メンバーとベンチを行き来していたユベントスのMFマヌエル・ロカテッリだが、今やティアゴ・モッタのプランにおいて欠かせない存在となった。
26歳のロカテッリは、これまでマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとでレギュラーとして出場してきたが、そのプレーには賛否が分かれていた。守備面での貢献を称賛する声がある一方で、レジスタとしては平凡なプレーメイクに対する批判も少なくなかった。
それでも今季は改善の兆しが見え、特にボール保持のフェーズでの成長が顕著だ。ここ数週間ではモッタのスタメンに名を連ねることが常態化しており、その結果ニコロ・ファジョーリはベンチに控える形となっている。
IlBianconeroによれば、今季のロカテッリはユベントスで最も高いパス成功率(92%)を誇っている。また、シーズン当初から見せている闘志と献身性が評価され、キャプテンマークを巻く機会も増えた。ダニーロがベンチを温める試合が多い中で、モッタはフェデリコ・ガッティ、アンドレア・カンビアーゾ、そして最近ではロカテッリといった選手をキャプテンに選んでいる。
ロカテッリは優れた守備貢献、アンカーとしての向上し続けるスキル、そして中盤での指導力により、モッタの戦術には不可欠なピースとなっている。インテルのレジェンドDFベッペ・ベルゴミも、ロカテッリを「モッタにとって最も替えの効かないミッドフィルダー」と評価し、もし自分が監督ならば決してロカテッリを外さないと語った。
さらに同メディアは、ロカテッリの重要性を示す以下の統計データも紹介している。
- ゴール:0
- アシスト:0
- 1試合あたりの平均タッチ数:78.3
- パス成功率:92%(1試合平均63.4本)
- 1試合あたりのタックル数:2.2
- 1試合あたりのボール奪取数:3.6