ユベントス、リールの17歳MF「NEXTラビオ」と評されるアユーブ・ブアディに注目か!
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ユベントスとミランが、リールの新星アユーブ・ブアディに注目していると報じられている。
先日17歳の誕生日を迎えたばかりのフランスとモロッコの二重国籍を持つブアディは、昨シーズンからクラブのトップチームでプレーを続けており、パウロ・フォンセカ前監督によって台頭を果たした選手だ。フォンセカは今夏にリールを離れ、ロッソネリの指揮官となったが、ミランはこの若手選手を再びポルトガル人監督のもとに迎え入れたいと考えている様子で、カルチョメルカートもその可能性を指摘している。
しかし、ブアディに興味を持つのはミランだけではなく、ユベントスも彼を追いかけている。ユベントスはティモシー・ウェアやティアゴ・ジャロの取引にみられるように、リールと良好な関係を築いていることから、今回もクラブ間での交渉がスムーズに進む可能性がある。
ブアディは中盤の底でのプレーを主戦場とするが、リールの負傷者続出により、時にはセンターバックとしても出場している。火曜日のチャンピオンズリーグで行われたユベントス戦でも、ブルーノ・ジェネジオ監督のもとでスタメン出場を果たし、見事なプレーで1-1の引き分けに貢献。さらなる関心を集める活躍を見せた。
フランスのメディアでは、ブアディはそのフィジカルとテクニカルな特徴から『アドリアン・ラビオ』に例えられることが多いとのことだ。
ユベントス、ミランのどちらかがこのフランスの若手をイタリアに引き寄せることができるか、注目されている。なお、彼の移籍金は約1800万ユーロと見積もられており、契約は昨夏に更新されたばかりで、2027年6月までリールと結ばれている。
また、ブアディだけがユベントスのクリスティアーノ・ジュントリSDのリストに載っているわけではない。同氏は、来夏にフリーとなるジョナサン・デイヴィッドにも注目しているほか、火曜日の試合で鮮やかなスキルを披露しデイヴィッドの先制ゴールをアシストしたコソボ人ウィンガー、エドン・ゼグロヴァの動向も追っているとされる。