ロレンツォ・ベットーニ「好スタートを切ったユベントスだが、ここにきて3つの明確な課題が浮き彫りになっている」
Football Italia
ティアゴ・モッタ率いるユベントスは、セリエAとチャンピオンズリーグで好スタートを切ったが、最近の試合で少なくとも3つの明確な課題が浮き彫りになっている、とロレンツォ・ベットーニが分析する。
開幕戦ではコモとエラス・ヴェローナに連続して3-0の勝利を収め、チャンピオンズリーグでもPSVやRBライプツィヒを圧倒したため、多くのファンがユベントスの順調さに期待を寄せた。ビアンコネリは堅守を見せただけでなく、攻撃機会も豊富に創出。サミュエル・ムバングラやニコロ・サヴォーナといった新人もデビュー戦で得点し、順調なスタートを切ったかに思われた。
しかし、現在のユベントスはセリエAで唯一無敗を維持しているものの、守備の安定を失い、モッタの戦術的な理念がピッチ上で必ずしも発揮されていない。そして、勝ち点差7を付けられたナポリのアントニオ・コンテの背中を追う立場にある。
ユベントスはすでに9月にトリノでナポリと対戦し、0-0の引き分けを含む3試合連続でスコアレスドローを記録しているが、モッタが短期間で全ての問題を解決することができなかったことが示唆された。現在、3つの主要な問題が浮き彫りになっており、モッタが年末までにこれら全てを解決できるかは不透明だ。