冬のCB補強を目指すユベントス、しかしティアゴ・モッタはシュクリニアルを望まず!その理由は…
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パリ・サンジェルマンのDFミラン・シュクリニアルは、1月にチームを離れてキャリアを立て直したいと切望しており、ユベントスは新たなディフェンダー獲得に意欲的だ。その状況下において両者がリンクされていると伝えられているが、ビアンコネリにとってスロバキア代表が守備陣強化の第一候補とは限らない。
ユベントスは、主力のグレイソン・ブレーメルが今季終了まで離脱するため、新しいセンターバックを市場で探している。この状況でチアゴ・モッタ監督の下、ダニーロを含む3人でセンターバックを補う形になるが、ダニーロはここ最近の3試合で不安定なパフォーマンスを見せている。
それにより、シュクリニアルの名前はクリスティアーノ・ジュントリのウィッシュリストに挙がっているものの、トゥットスポルトの報道によると、これは必ずしも現実的な選択肢ではないようだ。
トリノを拠点とする同紙は、モッタ監督が29歳のシュクリニアルを自身の戦術に適した選手だとは見なしていないと指摘する。監督のスタイルでは、ビルドアップができる足元の技術に優れた選手が求められるため、シュクリニアルの適性に疑問があるという。
さらに、シュクリニアルは2023年夏にPSGへフリーで加入して以来、コンディション調整や出場機会の確保に苦しんでおり、複数の課題が浮き彫りとなっている。加えて、経済的な要因も大きな障害となっており、シュクリニアルの年俸は約800万ユーロに上る。報道によれば、ユベントスがスロバキア代表を獲得するには、PSGが給与の一部を負担した上でのシーズン終了までのレンタルしか現実的な手段がない。しかし、フランスの王者がこの条件に同意するかは不透明であるため、ユベントスは他の選択肢を探る可能性も出ている。
現在、ユベントスはトッテナム・ホットスパーに2024年1月から所属しているユース出身のラドゥ・ドラグシンの復帰も検討しており、彼もまたシュクリニアル同様に第一候補ではないと見なされている。