アルバネーゼ「ユベントスはここ数週間、5つの問題に直面している。手遅れになる前に…」
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シーズン序盤の好調なスタートから一転、ここ数週間でユベントスが苦境に立たされている。
ビアンコネリは、直近のチャンピオンズリーグでホームに迎えたシュツットガルトに思わぬ敗北を喫し、今季初の黒星を記録。セリエAでは無敗を保っているものの、10試合中6回の引き分けにより、首位ナポリとの差は7ポイントに開いてしまった。
こうした状況を受け、ガゼッタ・デロ・スポルトのジャーナリスト、ジョヴァンニ・アルバネーゼは、ユベントスとモッタに早急な対策を求め、手遅れになる前に今季の挽回を図るべきだと警告している。
アルバネーゼはここ数週間、ビアンコネリを悩ませている5つの問題を指摘した。
まず、モッタがスタメンをもっとローテーションさせるべきだと述べた。パルマ戦では中盤にフィジカルとメンタルの両面で疲労が見られ、パルマの若くスピーディな選手に対応しきれず、2-2の引き分けに終わった。
次に、ユベントスはケガの問題を解決する必要があるという。トゥーン・コープマイネルスの肋骨骨折などの接触による負傷は避けられないとしても、今季ここまで発生している筋肉系の問題の多さには懸念が残る。
3つ目の問題は、今のチームで最も差し迫った課題である「守備の脆さ」だ。グレイソン・ブレーメルのACL負傷後、ユベントスは7試合でわずか1失点だったものの、6試合で10失点を許す結果となっている。
続いて、チームマネジメントの不備についても触れた。アンドレア・カンビアーソがパルマ戦後に選手が少し怠慢だったと認めており、指揮官は若い経験不足のチームを活性化させる新たな手段を見出すべきだとする。
最後に、モッタは戦術的な混乱の解消に努める必要があると述べた。チームは時に良い兆しを見せるものの、他の場面ではアイデアが欠けているように見えることもあると指摘している。