ユベントスのスカウト陣がパルマ対エンポリの一戦を視察 ー お目当ての選手は…
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ユベントスのスカウトは、パルマとエンポリを観戦するためにスタディオ・エンニオ・タルディーニに姿を見せていたが、同じくミランやインテルのスカウト陣も駆けつけていた事が確認されている。
試合は1-1の引き分けに終わり、前半にウオヨ・クリバリのオウンゴールでエンポリが先制したものの、途中出場したガブリエル・シャルパンティエがパルマに同点弾をもたらした。
イタリア人ジャーナリスト、ニコロ・シーラによると、この北の3強は5人の選手を注視しており、スタンドで熱視線を送っていたという。
まず名前が挙がるのは、パルマの若手プレーメーカー、アドリアン・ベルナベだ。23歳のベルナベは、バルセロナのユースアカデミーでキャリアをスタートさせ、その後マンチェスター・シティU-23を経て、2021年にセリエAのパルマに加入。ここ数週間でユベントスとインテルが同選手に関心を寄せているとされ、ユベントスは水曜にパルマを迎える際にさらに詳しく視察する機会を得ることとなる。
また、3強のスカウトはベルナベのチームメイト、アンジェ=ヨアン・ボニーにも注目。この20歳のフランス人センターフォワードは、強靭なフィジカルと優れたテクニックを兼ね備えており、若手有能株としてリストアップされていることは間違いない。
さらにユベントスとそのライバルたちは、エンポリから3選手を視察していたとシーラは伝える。まず1人目は、ロベルト・ダヴェルサ率いる中盤の要となりつつあるイタリア人MFジャコポ・ファッツィーニ。2人目は28歳のディフェンダー、アルディアン・イスマイリ。イスマイリは今季大きく成長しており、ユベントスのブレーメルの後釜候補としてリストアップされている。3人目は今夏エンポリに加入した20歳のディフェンダー、サバ・ゴグリチゼ。加入直後からセリエAの新星として名を馳せ、安定したプレーを見せている。
冬のマーケットでこの両チームから何人が引き抜かれるのか、注目である。