【マッチプレビュー】インテル戦のドローを意味のあるものに ー ユベントス、アリアンツでパルマと決戦!ユルディスはスタメン復帰



Foot Italia

水曜日の夜、トリノのアリアンツ・スタジアムでユベントスが昇格組のパルマを迎え、ミッドウィークのセリエA対戦が行われる。

インテルとの「デルビ・ディ・イタリア」での4-4の劇的な引き分けを経て、ビアンコネリは勝利を取り戻し、リーグ首位を走るナポリに追随する姿勢を見せたい。一方、パルマは波乱を狙い、降格圏からさらに距離を置くことを目指す。

ユベントスはサン・シーロでのインテル戦で、2-4のビハインドからケナン・ユルディスの2得点で追いつき、価値ある引き分けを手にした。これでユベントスのセリエAでの無敗記録は9試合に伸びたが、そのうち5試合は引き分けに終わっている。

対するパルマは、直近の試合でエンポリに1-1で引き分け、ホームで貴重な勝ち点3を逃している。アンジェ=ヨアン・ボニーが決定的なPKを外してしまったことで、パルマは降格圏からわずか勝ち点3の差にとどまっている。チームとしてはこの8試合での勝利は1回のみと、低調な成績が続く。

ユベントスにとっての主な得点源は依然としてドゥシャン・ヴラホヴィッチで、現在カポカンノニエーレ(得点王)争いを演じている。パルマ戦でもゴールを狙う姿勢を崩さず、ユルディスもインテル戦での活躍から先発起用が見込まれ、アリアンツ・スタジアムでの初ゴールを目指している。

パルマは得点が複数の選手に分散されており、直近の6ゴールはそれぞれ異なる選手から生まれている。ボニーもPKのミスを挽回する意欲を見せるだろうし、デニス・マンやマッテオ・カンチェリエリ、バレンティン・ミハイラ、ポンタス・アルムクヴィストらもクリエイティブなプレーを期待されている。

ユベントスはパルマとのホーム戦で圧倒的な戦績を誇り、過去26回のトップリーグでの対戦全てで得点しており、平均2.5ゴールを記録。パルマも過去14試合で1勝にとどまり、10敗を喫している。ティアゴ・モッタの指揮下でユベントスは守備の堅さも際立っており、インテル戦での4失点がそれまでの公式戦10試合での失点数に匹敵するほどだった。

ファビオ・ペッキア率いるパルマは守備の堅さを保ちつつ、カウンターでチャンスを狙う必要がある。ここ最近のゴール記録から、複数の選手が得点可能な体制が整っており、アウェイの厳しい試合でもその点が鍵を握るだろう。