両チームOBの"ボボ”・ヴィエリがイタリア・ダービーに言及「インテルは8〜9点取れたかもしれない」
Foot Italia
現役時代はインテルとユベントスでプレーした、ストライカーのクリスティアン・ヴィエリがサンシーロでの4-4の壮絶な引き分けについて分析を述べた。
DAZNのピッチサイド解説者として話すヴィエリは、シモーネ・インザーギ率いるチームにとってまだ失われたものはないと強調。
ヴィエリはその現場で、インテルの攻撃力や、ユベントスの強固な守備について触れた。
「インテルは8、9点を取れたかもしれない。インテルはカウンターで失点し、2点リードしている時にも得点を狙っていた。インザーギのチームは昨シーズンより失点が多いが、それでもユベントスのような強固な守備を誇る相手に多くの得点機会を作ったのは見事だった。」
「インテルの守備には課題が残るものの、攻撃面でのパフォーマンスは特筆に値する。」
また、インテルのインザーギ監督も試合後に自身のチームのミスについて言及した。
「確かにミスがあった。全員がもっと責任を持つ必要がある。詳細に分析するつもりだが、失点の仕方に一定のパターンがある。」
「我々全員がもっと良いプレーをするべきだった。1人の選手を責めるのは難しい。監督として冷静に見極めなければならないが、今日の結果を無視する事もできない。ユベントス相手にこれだけの得点機会を作ったのはこれまでになかった。失望はあるが、前進あるのみ。」
この試合を通じ、インテルは攻撃でのポテンシャルを示した一方、守備面での改善が今後の課題となりそうだ。