【シュツットガルト戦後会見】モッタ「彼らの方が我々を上回っていた。イタリアと欧州のサッカーの違いは…」
Foot Italia
チャンピオンズリーグでシュツットガルトに0-1で敗れた後、ティアゴ・モッタ監督はSky Sportのインタビューで、シュトゥットガルトが完全に自分たちを上回っていたことを認めた。
モッタは試合を振り返り、「最初の瞬間から彼らの方が上だった。彼らが勝つにふさわしかった。私たちはそれを受け入れ、改善し、回復し、この敗戦をできるだけ早く消化しなければならない。その後は、インテルとの大一番に向けて立ち上がる必要がある。今日の試合では、ゲームを支配できなかった。前半、彼らは右センターバックを使って我々のプレスから逃れ、主導権を握られてしまった。彼らが試合を支配すると、私たちは苦戦を強いられた。今日の試合ではそのことを痛感した」と述べた。
また、イタリアと欧州のサッカーのリズムの違いについても触れ、「イタリアでプレーするチームが遅いとは思わない。イタリアでは中断が多い? 今はそれを分析する時ではない。ただ、今日の試合では、彼らのリズムやゲームに私たちは苦しんだ。自分たちのリズムを生かすことができなかった。イタリアと欧州のサッカーには、分析すべき点が多い。ハイリズムでプレーするチームが多く、ボールを支配しようとするスタイルが求められる。これが現実のレベルであり、私たちは欧州の舞台でも競争できるようにレベルを上げる必要がある」と指摘した。
さらに、ユベントスの攻撃面での苦戦については「攻撃陣が少ない? それはクラブと共有している問題だ。攻撃フェーズでは、競争力を持つためにもっと改善しなければならない。しかし、もっと総合的な分析が必要だ。また、守備面でも改善が求められる。ボールを奪い返した後、攻撃に転じる状態にないことが多い。後方からのビルドアップにも課題があり、改善すべき点が多い。今日はポゼッションがない状態で苦しむ場面が多かったが、カウンターアタックでは何かを作り出すこともあった」と分析した。
試合の支配力やチャンス創出についても、自らの責任を認め、「私たちは十分なことができなかった。それは私の責任だ。インテルとの大きなチャレンジが控えている。この敗戦を消化し、改善できる点を改善していく必要がある」と語った。