若き才能を探すユベントス、コモの20歳MFニコ・パスに注目か!しかし、レアルが買い戻しオプションを…
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ユベントスは現在、複数の欧州トップクラブと共に、コモに所属する若手選手ニコ・パスに注目しているようだ。
20歳の攻撃的ミッドフィールダーであるパスは、スペイン・テネリフェ出身。地元クラブでキャリアをスタートさせた後、2016年にレアル・マドリーが若手有望株として彼を獲得。ロス・ブランコスでのユースチームを経て、トップチームでも8試合に出場し1ゴールを記録している。
しかし、カルロ・アンチェロッティ監督の下でスターが揃うマドリーのチームでレギュラーの座を勝ち取ることは極めて難しく、パスは今夏、コモに移籍。セリエAに昇格したばかりのコモは、600万ユーロという安価な移籍金で彼を獲得したが、レアル・マドリーは買い戻し条項を設定している。
パスはイタリアサッカーにおいて、すでにその才能を示しており、ここまで7試合で1ゴール3アシストを記録。セスク・ファブレガスが率いるコモにおいて、存在感を発揮している。
イタリアのジャーナリスト、ニコロ・シーラによれば、複数の欧州トップクラブがパスのパフォーマンスを確認するためにスカウトを派遣。先日のコモ対パルマ戦でも、パスは貴重な同点ゴールを挙げ、チームに重要な勝ち点をもたらした。
シーラは、ユベントスが関心を示しているクラブの1つとして名前を挙げているが、ACミラン、ナポリ、さらにはアーセナルも競合しているとのこと。ただし、マドリーの買い戻し条項により、スペインへの復帰が最も有力視されている。レアル・マドリーは依然として自らのアカデミー出身選手に興味を持っており、2016年にユベントスからアルバロ・モラタを買い戻した前例もあるため、今回も同様のケースとなる可能性が高い。
また、パスは最近アルゼンチン代表としてもデビューを果たしている。