ラツィオ戦で退場を誘発したカルル「ロマニョーリのファールが無ければゴールを決めていた」
JuveFC.com
ユベントスのピエール・カルルがラツィオ戦1-0の勝利で重要な役割を果たした。試合の決定的な場面で、彼がアルベルト・ロマニョーリに倒され、これがレッドカードに繋がったのである。フランス人DFはゴールに向かって突進していたが、ロマニョーリの最後のタックルにより明らかな得点機会が阻まれた。このファウルにより、ラツィオは残りの試合を1人少ない状況で戦うことになったが、その後のフリーキックをユベントスは生かせなかった。
カルル自身は、このシーンについて「ファウルされなければゴールを決めていた」と自信を表明。彼はInstagramで試合の写真を投稿し、「これからも戦い続ける!PS: 止められなければゴールしてたよ」とコメントを添えている。
この主張もあながち間違いではない。今シーズン、カルルは素晴らしいパフォーマンスを見せており、ユベントスの重要な戦力として頭角を現している。安定した守備力だけでなく、攻撃面でもその可能性を示しているフランス人が、ラツィオ戦でそのままゴールに向かっていたら、得点の可能性は十分にあっただろう。このゴールが実現していれば、ユベントスは試合をより楽に進めることができたかもしれない。
しかし、ユベントスは数的優位を活かしきれず、最終的にはオウンゴールによって辛勝を収めた。チームは粘り強さを見せて3ポイントを手にしたものの、決定力不足と創造性の欠如は依然として懸念材料だ。もしカルルがチャンスをものにしていれば、試合はよりオープンになり、ユベントスがリードを広げる機会が増えたかもしれない。
今後、ユベントスは特に堅守のチームと対戦する際には、ゴール前での効果的なプレーが求められる。カルルが指摘するように、チームは戦い続け、この勝利を糧にして、次の試合ではより説得力のあるパフォーマンスを発揮することが重要だ。