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ポグバ、ロングインタビュー「減俸を受け入れる覚悟を持っている。ユベントス以外でのプレーは考えていない」



フランス人ミッドフィルダー、ポール・ポグバが、来シーズンユベントスでプレーするために、給与を削減する用意があることを明らかにしました。31歳のポグバは、先日スポーツ仲裁裁判所(CAS)によってドーピング禁止期間が4年から18ヶ月に短縮され、2025年3月にピッチに復帰する予定です。ポグバは「ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューで、ピッチに戻る理由や再びユベントスでプレーしたいという強い思いを語っています。

 

長い活動停止を経て、どんなポグバが戻ってくるのでしょうか?

「新しいポグバです。もっと飢えていて、賢く、強くなっています。今年はトレーナーと一緒に一人でトレーニングをしてきましたし、2025年には普通の状態に戻る準備ができています。私にはただ一つの願いがあります、それはサッカーをすることです。」

 

この数ヶ月、ユベントスからのサポートを感じましたか?それとも見放されたと感じましたか?

「ファンの愛情はずっと途絶えることがありませんでした。法的な理由でユベントスのメンバーと連絡を取ることはできませんでしたが、過去も現在も多くのチームメイトが私を支えてくれました。クアドラードは2日に一度私に電話をかけてくれ、いつも笑わせてくれましたし、ディバラはたくさんのメッセージを送ってくれました。ヴラホヴィッチやマッケニー、ウェア、キーンも同様です。これほど多くの仲間が支えてくれるとは思ってもいませんでした。それぞれが日常生活で問題を抱えている中でのことですから。」

 

3月にピッチに戻れますが、ティアゴ・モッタ監督とはすでに話しましたか?

「まだ話す機会はありませんが、その時は来るでしょう。私はユベントスでトレーニングを始め、プレーする準備ができていると思います。今の私はユベントスの選手ですし、私の頭の中にはそれしかありません。」

 

ティアゴ・モッタ監督があなたに電話をかけてきたら、ユベントスでの新しいチャンスを掴むために何を伝えますか?

「何も言う必要はありません。ピッチがすべてを語り、ティアゴは自分の目で見て判断するでしょう。話すことは素晴らしいですが、私はプレーがしたい。そしてユベントスとフランス代表でベストを尽くしたいです。」

 

再び白黒のユニフォームを着て1分でもプレーするために、何か大切なものを犠牲にする覚悟はありますか?

「ユベントスで再びプレーするためなら、お金を犠牲にする覚悟があります。戻りたいんです。」

 

あなたの10番は現在ユルディスが背負っていますが、気になりますか?

「それは私の番号ではなく、ユベントスのものです。2016年にマンチェスターに戻った時も、10番を要求しませんでした。ケナンには才能があり、彼を愛しているので、そのシャツにふさわしいと思っています。最初のトレーニングの時から彼は他の選手とは違うと感じていました。すぐにチームメイトに『ユルディスはトップチームに来るべきだ』と伝えました。10番は私のものではなく、常にユベントスのものです。ユベントスが10番をケナンに与えたのは、現在を考慮した賢明な判断だったと思います。

 

ユヴェントスは、2026年に契約が満了するドゥシャン・ヴラホヴィッチとの契約延長交渉を開始しています。もしヴラホヴィッチがポグバに助言を求めたら?

「友人としては心に従えと言いますが、チームメイトとしてはユヴェントスに残るべきだと伝えます」とコメントしました。

 

過去1年を振り返り、他の選手のようにうつ病に陥る恐れはありましたか?

「本当に厳しい1年でした。一番辛かったのは、毎日子供を学校に連れて行くためにスタジアムやコンティナッサの前を通り過ぎながら、ユヴェントスでトレーニングや試合ができなかったことです。まるで檻の中のライオンのように感じていました。ある時点で、家族とともにイタリアを去りたいと思ったほど、この状況は私の心を痛めました。」

 

この一連の出来事の後、問題となったサプリメントを摂取した理由がわかりましたか?

「誤りは、専門家が私に渡したものを確認しなかったことです。繰り返しますが、それを渡したのは専門家です。多くの選手のように、私は個人のシェフ、トレーナー、理学療法士を雇っています。マンチェスター・ユナイテッド時代も同じでした。ラベルをよく読む問題ではなく、クラブ外の専門家がそれを渡してくれたのです。でも、もう同じ過ちは繰り返しません。それは確かです。」

 

2016年にユヴェントスを離れたこと、2022年に再び戻ってきたこと、また第2の冒険の初めにすぐに半月板の手術を受けなかったことの中で、どれを一番後悔していますか?

「手術をしなかったのは私一人で決めたことではありません。ビッグクラブでは個人で選択することはありません。私たちはグループとしてその道を選び、医師たちも手術が必要ではないと言いました。何も後悔していません。人生はそういうものです。」

 

未来について話しましょう。スクデットは、ユヴェントス、友人マルクス・テュラムのインテル、元監督コンテのナポリのどこが優勝すると思いますか?

「ユヴェントスに勝ってほしいです。」

 

コンテについて何かエピソードはありますか?

「コンテは戦術的に非常に優れていて、パルマ戦でキエッリーニにパスを『中に出せ』と指示していました。しかし、叫んでいたため相手にも伝わり、ゴールを許しました。コンテが私を驚かせたのは、その後にゴールを許したことについて謝罪したことです。」