ディ・カニオ、ヴラホヴィッチの挑発的セレブレーションを批判「小物のすることだ」
Football Italia
元ユベントス、ラツィオ、そしてウェストハムのストライカー、パオロ・ディ・カニオ氏は、ジュノア戦での勝利後にドゥシャン・ヴラホヴィッチが見せたゴールセレブレーションに対して批判的な見方を示しました。「小物のすることだ」と厳しく指摘しています。
ヴラホヴィッチは、土曜日のジュノア戦でユベントスを3-0の勝利に導き、2ゴールを挙げる活躍を見せました。しかし、セルビア代表の彼は、1か月以上もゴールを決めておらず、ファンや評論家から批判を浴びていました。そして、この批判に応える形でジュノア戦の2点目を決めた後、挑発的なゴールセレブレーションを行いましたが、この行動が元ユベントスのディ・カニオ氏には不評だったようです。
「これは小物のすることだ」と元イタリア代表のディ・カニオ氏はSky Sport Italiaに語りました。
「彼は優れた選手だが、こういった態度をとることで、まだ大物ではないことを証明している。ペナルティを決めたのは良いが、それでも相手はリーグで最も不調なジュノアだ。タイトルを争う対直接のライバルに対してではない。だからこそ、このセレブレーションは不適切だと思う。」
「彼が身に着けているユニフォームは非常に重要なものだ。彼はカジュアルなクラブの選手ではない。彼はユベントスの選手で、名前はヴラホヴィッチだ。だからこそ、直接のライバルに2ゴールを決めたときにこそ、このような態度を取るべきだ。」
現在、ヴラホヴィッチはセリエAの得点ランキングでアタランタのマテオ・レテギ、ミランのクリスチャン・プリシッチと並び、6試合で4ゴールを記録しています。24歳の彼は、2022年1月の移籍市場でフィオレンティーナからユベントスに8000万ユーロで加入しており、これまでに108試合で45ゴールを挙げています。
ヴラホヴィッチは試合後、ゴールセレブレーションについて次のように説明しました。「問題ないです。人々は色々と口にしますが、ゴールを決めれば称賛され、決められないと批判される。それが現実です。ピッチで結果を出すことで、自分の意見を示すんです。」