マルセイユ移籍のラビオ、プレミアから声は掛からず、そして要求していた年俸にも達せず…
JuveFC.com
元ユベントス副キャプテンのアドリアン・ラビオが、フリーエージェントとしてオリンピック・マルセイユと契約間近であることが報じられています。経済的には最も有利な選択肢ではなかったものの、移籍が決定的となりました。
日曜日、リーグ・アンの名門マルセイユは、フランス人ミッドフィールダーとの原則合意に達したことを発表。ラビオは移籍の最終段階として、メディカルチェックを受ける予定です。
この発表は、ラビオの母であり代理人であるヴェロニク・ラビオが、ユベントス復帰の噂についてコメントした数時間後に行われました。
一部の報道では、ユベントスへの再契約があり得るとされていましたが、ラビオの母はこの噂をすぐに否定し、ユベントスはもはや「過去の章」であると強調。また、フランス代表ミッドフィールダーのラビオは、プレミアリーグ移籍を夢見ていたものの、具体的なオファーを受け取ることはありませんでした。
トルコやサウジアラビアのクラブからの問い合わせもあったものの、ラビオはまだ「下位リーグ」への移籍は早すぎると感じたようです。最終的には、他のクラブが提示した金額よりも低い条件であっても、マルセイユへの移籍を受け入れる決断をしました。
この詳細は、イタリア人ジャーナリストのマッテオ・モレットが、ファブリツィオ・ロマーノの「デイリーブリーフィング」で明らかにしたものです。移籍の専門家であるモレットは、ラビオとその代理人がこの移籍で1000万ユーロを得るという噂を否定しています。彼によれば、ラビオがこの決定に至ったのは、特にマルセイユの新監督ロベルト・デ・ゼルビとの話し合いによるスポーツ面での理由が大きいとされています。
さらに、マルセイユのクラブ会長パブロ・ロンゴリアとスポーツディレクターのメフディ・タレミ(共に元ユベントス所属)も、この契約において重要な役割を果たしました。彼らは8月末からラビオをヴェロドロームに誘致するために交渉を進めており、今回の移籍が実現する可能性を感じていたのです。