1200万ユーロの年俸を削減へ ー ユベントスがヴラホヴィッチとの新契約交渉に乗り出す理由とは…
【JuveFC.com】
ユベントスは、スポーツ面と財政面の両方の理由から、ドゥシャン・ヴラホヴィッチとの新しい契約に合意することを目指しています。
セルビア人ストライカーのヴラホヴィッチは、2022年1月にフィオレンティーナから移籍金約8,000万ユーロでビアンコネリに加入しました。当時のクラブの旧経営陣は、彼に高額の契約を提供し、それには増額する年俸も含まれていました。
今シーズン、ヴラホヴィッチの現在の契約では、彼の純給料が1,200万ユーロとなり、これはイタリアサッカー界で最も高い年俸となっています。
『ラ・スタンパ』によると、ユベントスの経営陣は彼の契約を1年か2年延長することでコストを下げたいと考えています。現在の契約は2026年6月に終了する予定です。
このためには、選手が「わずかな」減俸に同意する必要があり、ビアンコネリとしては年俸900万から1,000万ユーロの間で交渉がまとまる事を望んでいます。また、新契約により、選手の償却費をより長い期間にわたって分散させることができるため、財政面でもメリットがあると考えています。
クラブは、ティアゴ・モッタ新監督が元フィオレンティーナのストライカーの実力を最大限に引き出せると信じています。そのため、彼らは貴重な資産であるヴラホヴィッチを長期契約でしっかりと守り、フェデリコ・キエーザの移籍騒動と同様の状況を避けたいと考えています。
ユベントスは、1年後にフリーでの放出を避けるために、イタリア代表のウィンガーであるキエーザを安値でリバプールに売却せざるを得ませんでした。
報道によると、ユベントスは近いうちにヴラホヴィッチの代理人との交渉を再開する可能性があるとのことです。