ユベントス加入が秒読みと言われるケフレン・テュラム、チアゴ・モッタ監督の下で任される役割は…
【編集長ミツひと言】
「ユベントス移籍直近」と伝えられるケフレン・テュラムについて、ここ最近、「どんな選手ですか」と聞かれる事があったので改めてご紹介させて頂きますと、所属はリーグ・アンのニースで、国籍はフランス。冒頭のニュース部分では「フランス代表」と書いてありますが、まだフル代表には呼ばれておらず(記録上は1試合出場)、今回のユーロも招集外。しかし、兄のマルクスと共に、次のフランス代表を支える1人になる可能性は十分にあります。
プレースタイルはダイナミズムを売りとするセントラルミッドフィルダーで、ニースでは3バックの前のダブルボランチの一角を任される試合が多かったのですが、中盤の底で試合を作るよりは、豊富な運動量を武器にBox to Boxの動きで攻撃に厚みをもたらす選手。言うなれば、「ラビオをもう少しダイナミックにしたタイプ」でしょうか。
ついては、確かに出木杉くんやカイジと組めばバランスが良く、それこそ今のスカッドにテュラムが加わったならば、モッちゃんの戦術と選択の幅が広がる事は間違いなし。昨シーズンのように「ロカテッリが出場停止でアンカーが詰んだ…」って事は、まず無くなるでしょう。
ラビちゃんの処遇が定まらず、ここ最近は「移籍の可能性は極めて高い」と伝えられておりますので、テュラムを獲得できれば大きな補強になることは間違いありませんが、欲張った姿勢を見せるとズッコケる可能性もあり。
編集長としても、ここはひとつ心を無にして、それはすなわち「心をテュラ無」にして、吉報を待ちたいと思います。