【ありがとうユベントス】2022-23シーズンEL 準決勝 2ndレグ vs セビージャ戦 マッチレビュー



セビージャ 2-1 ユベントス

 

 


 

 

 

ホームでPSGに1-2で敗れて始まった、今シーズンのヨーロッパでの戦い。

シーズン序盤は怪我人に悩まされて、ともすれば監督解任劇が盛り上がる中、そんなチームが勝ち抜ける程にチャンピオンズリーグの舞台は簡単なものではなく、気づいてみればグループリーグ敗退。

しかも、6試合を戦って1勝5敗の散々たる結果。

奇跡的に3位に滑り込み、ヨーロッパリーグに回ることが出来たものの、その時のチームの未来に期待を寄せたファンは、ほとんどいなかったのでは無いでしょうか。

 

 

 

 

 

 

シーズン中盤にはファイナンシャルスキャンダルが取り沙汰され、一時は勝ち点15を奪われることに。

年明けから怪我人が戻ってきて、少しずつチームは上向いて来てはいたものの、クラブ、スタッフ、そして選手が受けたストレスは、相当大きなものだったのでは無いかと予想します。

その中で戦ったヨーロッパリーグ。

前述の通りチームを取り巻く環境が落ち着かず、更にぶっちゃけで言えばチャンピオンズリーグからヨーロッパリーグに回ったことでモチベーションの低下も心配される中、ユベントスはプレーオフでナントを破り、その後はフライブルク、スポルティングに競り勝ち準決勝進出。

久し振りのヨーロッパのタイトルが視界に入りましたが、最後はセビージャに敗れ、ヨーロッパの舞台から姿を消すことになりました。

 

 

 

 

今シーズンのヨーロッパでの戦いを振り返った時に、確かにユベントスらしさを見せたとは言えず、確かに「悔いがない」と言えば嘘になり、確かにインテル、ミラン、ナポリがCLベスト8に進む様を見て、少なからず気後れする部分はありました。

しかし、準決勝1stレグではロスタイムで同点に追いつき、2ndレグでも最後の最後まで諦めることなく、戦う姿勢を見せてくれたチームに、いまは「ありがとう」の言葉しかありません。

いや、誰がこのチームを責めることができでしょうか。

「ユベントスの誇りを胸に、選手たちは戦ってくれた」と、ボクは自信を持って口にすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

今日の結果により、残念ながら今シーズンの無冠が決定。

非常に残念ではあるけれど、先ほどもお伝えした通り激動の時間が過ぎる中で、ベストとは決して言えないまでも、ベターな結果が残ったと言えるのではないでしょうか。

少なくともボクの中では、記憶に残るシーズンとなりました。

 

 

 

 

今シーズンも残り3試合。

間違いなく、このメンバーで戦う機会は2度と訪れない。

同じ時を戦った選手たちに、精一杯の声援を送りたいと思います。

 

 

 

 

 

Grazie Juventus.

 

Thank you Juventus.

 

 

ARIGATO Juventus.

 

 

 

あなた達と一緒に戦えたことを誇りに思います。

 

 

 

 

Forza Juve!

 

 

Fino Alla Fine!