【俺たちの心配を払拭してくれ】2022-23シーズン第26節 vs サンプドリア戦 マッチレビュー




 

 

 

 

ユベントス 4-2 サンプドリア

 

 


 

 

フットボールの世界では「2対0が最も危険な点差である」と言われますが、それを身をもって体現したユベントス。さすが、「フットボール界の教科書」と言われるチームだけはあります。

古くは「審判買収はダメよーダメダメ」と教え、最近では「不正会計はダメよーダメダメ」と知らしめ、そして今日は「2対0で油断したらダメよーダメダメ」と戒める。

次はどんな「ダメよーダメダメ」で我々の気を引き締めてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。

 

 

 

んな訳あるかいっ!

 

 

 

ってことで、んな訳ないんですが、まずは感想を簡単にお伝えすると、「勝てて良かった」「キンタ負けるな」「ポヌッチ、散髪して来たよね」でございまして、この流れの中であれば引き分け、最悪のケースでは負けていてもおかしくなかったものの、なんとか勝ち点3を手にしたのは褒められて然るべき。

決して試合内容は素晴らしいものではなかったですが、兎にも角にもいまユベントスが欲しいのは勝ち点。

「同点に追いつかれて気落ちしてもおかしくない状況の中、よく勝ち越した」と言って、間違いないと思います。

 

 

 

攻撃

まーーー、キンタのシュートが入りませんね。

後半、クアマンが倒されて得たPK。誰もが約1ヶ月ぶりのキャンタマゴールを期待したものの、届いて来たのはゴールネットを揺らす音ではなく、ポストに当たった乾いた音。

その後も幾度かチャンスーがあるものの決まらず、最後の最後は自身のヘディングシュートの跳ね返りを、カーくんが決める形でゴールに貢献しましたが、誰もがキンタのゴールを期待したシーン。

もはや「ゴール欠乏症」「ポストに愛されている」「片タマ状態」と言えますが、シュートを打ち続ければいつかは決まるし、言うならば、元気があれば何でも出来る。

キンタ自身も相当ストレスが溜まっている感じですが、肩と股間に余計な力を入れる事なく、平常心で次のフライブルク戦には臨んで頂きたいと存じます。

最後は「気合いだー!」ですよ。

 

 

あとは、この試合で圧巻の2ゴールを挙げたラビちゃんにも触れなくてはなりません。

試合を通して力強いドリブルでチームに推進力を与えるだけではなく、前半は頭で、後半は左足で得点。

改めて「ピンちゃん以外の選手の給与を減俸してでも、ラビちゃんの年俸をアップして残留して欲しい」と願うレベル。

かなり状況は厳しいと理解しつつも、代理人であるラビ代と話して、揉んで、吸ってを繰り返し、何とか契約更新まで持ち込んで頂きたいと存じます。

 

 

 

 

 

守備

前半2失点を喫したシーンはそれぞれ「ユベントスの左サイドから真ん中にボールを入れられて」だったので、それに対し後半頭から4バックで対応したのは良かったのではないでしょうか。

それにより、後半はピッチを幅広く使われることもなく、ある程度は対応できていたと思います。

しかし、そんな中で少し心配なのが、自称ディフェンス・リーダーであり、そしてキャプテン風味のポヌッチ。

久し振りのスタメン出場となりましたが、散髪した頭部がサッパリしたのが影響したのか、プレーもサッパリ。坊主が得意とするビルドアップ時にもミスが目立っていましたし、守備でも裏を取られてピンチを招く場面も。

年齢も35を数えますが、しかし老けるにはまだ早い。

次のフライブルク戦も、ケンちゃんの離脱によりスタメン出場が濃厚とされているので、目立とう精神を前面に出して、「レオナルド・ボヌッチここにあり!」という姿を見せてくれる事を期待します。

 

 

 

 

まとめ

ちょっと心配なので、「レオナルド・ボヌッチここにあり!」な画像を何枚か貼っておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

余計に心配になりました。