【Majiニュース】観客席から届く辛辣なブーイング、その声を耳にしてアッレグリがとった行動は…



 

 

過去12か月ほどの間、マッシミリアーノ・アッレグリの名前をポジティブに口にするファンの数は決して多くはありません。

多くのユベントスファンは、なかなかエンジンのかからないチーム状況に不満を漏らし、監督を批判する声があがっています。

昨日、アリアンツスタジアムで観戦していた1人のファンは、無意識ではありますが、ある行動により注目を集めることになりました。

どうやら、このサポーターはフィオレンティーナ戦で、モイズ・キーンとマッティア・デ・シリオに向けてブーイングを浴びせ、おそらく周囲が耳を塞ぎたくなるような言葉を投げかけていました。

したがって試合の終盤、カメラはアッレグリがファンに立ち向かい「黙れ!」と言い放ち、顔が見える距離まで来るように挑戦する様子を捉えました。

もちろん、興奮したアッレグリがトンネル(控室に向かう通路)に向かったときにすべてが終わりましたが、その一部始終を現地に居合わせた記者たちは目にしました。

アッレグリ監督は試合後のインタビューで、この事件についてコメントを求められた際、「自分達の選手をブーイングするつもりでスタジアムに来る人がいて残念に思います」と語り始めました。

「困難な時期に戦う姿勢を見せているチームに失礼な行為です。」

「負けたら、ファンには口笛を吹く権利がある。しかし、結果に関係なく嘲笑する人もいます。」

「キーンとデ・シリオが標的となり、これまでパレデスが標的にされたこともある。しかし、現時点では全員が必要です。」

 

(JuveFC.comここまで)


 



 

 

【編集長ミツひと言】

このニュースを目にして、まず編集長が思ったのは「ヒロシのやつ、やるじゃねーか!」になります。

確かにピッチ内の人間が観客に食って掛かるのは褒められたものではないかもしれませんが、今回の件についてはヒロシなりに選手、そしてチームを想ってのこと。

この行動についてコメントを寄せるのであれば、「ヒロシのやつ、やっるじゃねーか!!!」でございます。

 

 

 

チームは生き物であり、長いシーズンを鑑みれば、良い時もあれば悪い時もある。

そしてなかなか安定しない今シーズンのユベントスについて、誰よりもそれを感じているのはヒロシである事は間違いなし。だからこそ、観客に向かってキレ芸を見せたに違いありません。

 

結果が出ないことから色々なことが言われるヒロシですが、しかしどんな時でもタッチライン際で大声を張り上げ、時に辛辣な声を口にした観客に向かって怒鳴りつける。

やりたいサッカーはなかなか見えないし、結果は出ないし、そしてハゲてるし、という部分はありますが、ヒロシに対して必要以上に厳しい目を持っている方がいれば、今回の件で少しは「ヒロシのやつ、やっるじゃねーかぁぁぁぁぁぁあああああ!」となって頂ければ幸いでございます。