【Majiニュース】元ユベントス監督サッリ「ファイナンシャル・スキャンダルについて考える必要はない。ラツィオの選手たちも…」



 

 

【JuveFC.com】

ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督は、現在ユベントスをめぐる問題について尋ねられました。

その内容をTutto JUVEが伝えています。

 

「その件については考える必要はありません。状況はとても複雑です。」

「昨日の夕方、ユベントス対アタランタの一戦を見たのですが、非常に強い2つのチームの戦いとなりました。どのゴールも素晴らしいものでした。」

「ユベントスが課されたペナルティについて、ラツィオの選手から意見は聞いていません。私たちには関係のないことです。」

 

上記はサッリにとって賢明と言えるコメントであり、実際にラツィオとは無関係です。

ラツィオのロッカールームで、選手達がこの件について話をしていない可能性は非常に低いですが、恐らくサッリの耳には届いていないのでしょう。

サッリにはユベントスでの苦い経験があり、彼はこの機会を利用して、皮肉のひとつやふたつ口にする事ができたかもしれません。しかし、彼はそれを選びませんでした。

ユベントスにできる事は、荒波を立てずにチームを再構築することだけです。彼らはチャンピオンズリーグ出場権を目指して、ピッチの上ですべき事がたくさんあります。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

【編集長ミツひと言】

2019-20シーズンにおいて、スクデットを獲得したにも関わらず解任の憂き目にあった山ちゃん(月ユベでのサッリの愛称は「山ちゃん」です)。

ここぞとばかりに、皮肉や嫌味を口にしてもおかしくないはずですが、そこはさすが『赤羽の星(※)』と言われた山ちゃん。しっかり大人の対応をとってきました。

※=東京の赤羽には、山ちゃんが昼間から飲んでそうな居酒屋がたくさんあります。

 

 

その山ちゃん率いる風味のラツィオですが、昨日の試合でミランを4-0と撃破して3位浮上。それもあり、インタビューには気分良く答えたのかもしれません。もしくは酒飲んでご機嫌だったのか。

ただ、そんな優等生の山ちゃんは山ちゃんじゃないので、ユベントスに勝ち点15が戻ってくるようなことがあれば、ここぞとばかりに中指でも立てて不満を露わにしてくれると期待しています。

まぁ、山ちゃんなんてそんなもんですよ。