【Opinion】不正会計の渦中にいるパラティーチ、ユベントス時代に与えられていた権限は驚愕の…



 

 

【JuveFC.com】

ここ数日、検察はユベントスの財務不正疑惑に関連する捜査で収集された、いくつかの盗聴を公開しています。

これらの記録には、クラブの現在および過去の役員によるあらゆる種類のコメントや声明が含まれていますが、すべての矛先は1人の人物「ファビオ・パラティーチ」に向けられています。

現在のトッテナムのマーケティング・ディレクターは、2010年から2021年までユベントスで働き、かつてのメンターであるジュゼッペ・マロッタが去った後、トリノでの最後の3年間は自由な統治を楽しみました。

 

 

 

 

では、元スポーツ・ディレクターはユベントスでどのくらいの力を発揮していたのでしょうか?

Gazzetta dello Sport によると、パラティーチは価格が2500万ユーロを超えない限り、誰に断る事なく選手と独自に契約する権限を持っていたようです。

しかし、プレーヤーの移籍金が2500万から5000万ユーロの間である場合は、副社長のパベル・ネドベドの署名が必要でした。

5000万から7000万ユーロの移籍には、パラティーチはアンドレア・アニェッリ会長のサインが必要となり、7500万ユーロを超える移籍の際は、取締役会の承認が必要でした。

 

(JuveFC.comここまで)


 

 

 

【編集長ミツ】

 

うーん、どうなんでしょうか?

 

ユベントスでの最後のタイトルは「マネージング・ディレクター(MD)」でしたが、さてMDが2500万ユーロもの決裁権を持つなんて事があるのかどうか?

2500万ユーロと言えば、現在のレートで約35億円にも上りますし、単位を変えるならば約83ピンちゃん。

円で考えたとしても大金ですし、ピンちゃんで考えたとしても大キンタマ。

編集長としても、「さすがにパラ男に83ピンちゃんの決裁権は持たせないんじゃないかなー」なんて思ったりもします。

 

 

 

 

このところファイナンシャル・スキャンダルがカルチョ界を賑わせておりますが(騒がせているのはユベントスだけど)、その主役の1人がパラ男である事は間違いありません。

しかし、今回の報道だけを取るならば、パラ男に悪い部分はありませんし、むしろパラ男がマロッ太からバトンを受け継いだ後には、キーちゃん、フトシ、あばらる君、オジーロ、ラビ彦、キー坊などを獲得。

やり方は別としても、手腕はアルっちゃーアルとは思います。

 

 

兎にも角にも今後も注目されるであろうパラ男。

現在は盗聴された音声なども公開されていると言われる中、ラビ彦獲得に際して、代理人を「いやーん、ばかーん、パラちゃんにそんな事されたら、移籍オッケーって言っちゃうじゃない」なんてデータが表に出ない事を願います。