【チームがひとつになって来たぞ!】2022-23シーズン第11節 vs エンポリ戦 マッチビュー




ユベントス 4-0 エンポリ

 

 


 

トリノダービーで勝利を収め、誰がどう見たって「次の試合が大事」である事が明らかなエンポリ戦。

ユベンティーニにしてみれば「それはすなわち『押すなよ、押すなよ』ですよね?」と心配な気持ちがあったものの、蓋を開いてみれば4対0の快勝。

ぶっちゃけ「ボチボチとエンジン掛かって来たんじゃね?」と、生意気にも期待とイチモツが膨らむ試合結果となりました。

 

 

 

 

まずは注目されたシステムは3-5-2。

トリノ戦で負傷を負ったラガーが戦線離脱となったので「4バックだろうな」と予想していたのですが、ヒロシは3バックを継続。

そして大胆不敵にも3バックの一角には揉太郎を起用してきたのですが、ヒロシの想い(どんな想いかは分からんけど)に応えるように安定したパフォーマンスを披露。

改めて「困った時の揉太郎」が頼りになる事を証明する事になり、編集長としても「怪我人発生でスクランブル的に出場した際に限り、敬意を込めて愛称を『困太郎(こまたろう)にした方がいいかもしれない』と考えさせられた次第です。

 

 

 

と言う事で、茶番トークはこの辺にして試合について一言でお伝えすると、「みんな良かった」ですね。

 

そんな中で編集長が『MYP(=Most 良かった player)』に挙げたいのは出来杉くん。

3-5-2の中盤アンカーポジションを任されると、シズカちゃんがいれば「あなたのその絶妙なバランス感覚とテクニックに私メロメロよ」と言わしめたであろうほど、レベルの高いパフォーマンスを披露。

中盤でシンプルに繋ぐプレーは言わずもがなですが、加えて左から右、右から左に飛ばすサイドチェンジのボールとタイミングは逸品。

もしかしたらドラえもんに秘密の道具を出してもらった可能性もありますが、これ以上なにかを書くと訳が分からなくなるので、「シズカちゃんが失神するほど凄かった」って事だけをお伝えさせて頂きます。

 

 

 

 

そして同じ中盤で存在感を示したラビ彦の名前をスルーする訳には行きません。

3点目のダメ押し弾、4点目のぶっしゃり弾を決めて勝利に大きく貢献した訳ですが、この日はゴール以外のプレーも「圧巻」の一言。

これまでも長いストライドを活かした推進力あるドリブルは持ち味でありましたが、今シーズンは自身のストロングポイントを認識したのか、それともマモパイが毎試合ハイオクになったのかは分かりませんが、いずれにしても効果的に、そして力強くボールを運ぶシーンが散見。

となると気になるのは今シーズン限りで満了となる契約問題。

ユベントスが現状と同額の年俸700万ユーロを提示したからと言って「必ず更新する」と言う訳ではありませんが、アッリバベーネが勝新太郎ではなく菅原文太に扮してでも誠意ある対応を見せて欲しいと願います。

 

 

 

 

最後にこの選手も取り上げさせて下さい。

先制ゴールを決めたアラレ。

今シーズン、実に出場14試合目にして初めてゴールネットを揺らしたイタリア人ストライカーに関して、90分を通してアラレらしい躍動感に溢れるプレーを見せており、徐々に調子を取り戻して来ているのではないかと考えています。

特に今日は左の源さんからのボールに合わせるシーンがゴール以外にもあり、「源さん→アラレ」でのホットラインが開通する可能性もあり。

次のベンフィカ戦はスタメンかどうかはまだ分かりませんが、出場機会が与えられたならば源さんの力を借りながらも、ドッピエッタで「キーンタマタマ」、トリプレッタで「キーンタマタマタマ」な活躍を見せてくれるのではないかと期待が高まります。

 

 

 

 

まとめ

なんとなーくですが、チームに形が見えてきた感じもします。

モチのロン、まだまだ修正すべき点も多ければ、意思疎通が取れていない部分もあれば、いまだにクアマンと池崎の区別がつかなかったりもしていますが、これまで「てんでバラバラ」だったチームに一体感が出てきているのは間違いなし。

ワールドカップブレイク前の残り6試合(セリエAが4試合、チャンピオンズが2試合)で結果を残すと共に、チームがペキカンにひとつになると期待しています。

 

 

 

って事で、逆転決勝トーナメント進出を信じて、次のベンフィカ線に向かうぜ!

 

 

次も勝つ!

 

 

Forza Juve!