【意味のある1敗だった】2022-23シーズンCL GL第1節 vs PSG戦 マッチレビュー
PSG 1-2 ユベントス
PSGと言うメガクラブと対戦する不安と
エムバペ、ネイマール、メッシと対峙する恐怖と
スピードに付いていけないラガー刑事が誤認タックルをかますんじゃないかと言う期待と
そして愛しさと切なさと心強さと
様々なものが入り混じって迎えたPSG戦。
結果は1対2と敗れたものの、「2点のビハインドを負いながらも良く戦った風味」と言えるのではないでしょうか。
守備
前半のうちに2点を喫したものの、あの2ゴールについてはさすがの張本さんでも
あっぱれ!
と口にしたでしょうし
もし鹿児島城西高校の中西くんがユベントスの一員として出場していたら
エムバペ半端ないって~!もぉ~…アイツ半端ないって!!ダイレクトのボールめっちゃゴール決めるもん!!そんなんできひんやん普通…
って泣きじゃくっていたに違いありません。
確かに「ポヌッチかラガーがエムバペに身体を寄せていれば」と言う見方もできますが、パスもファンタスティックでしたし、ゴールもロマンティックでしたし、ひと言で表現するならば
しゃーない!
だと思います。
普通のひとは、あんなん1試合で2発も決めないでしょうに。
そんで早々に2失点しちゃったんで、「こりゃ、100対0くらいで負けるかもな…」と覚悟したのですが、耐えながらも何とか立て直しました。
パス交換が速いPSGに対して「組織的に守った」とまでは言えませんが、後手後手に回らざるを得ない状況の中で、ひとりひとりが集中力高く1対1に臨む事で、「ひとり抜かれた事によりマークがズレて崩壊」と言うシーンもほぼ無し。
ラガーが見せたPSGの誰かに対する誤認パスはご愛敬だとしても、よく瀬戸際で踏ん張ったと言えるでしょう。
攻撃
前半は全然ダメでしたね。
まぁ、攻撃がダメって言うか守備がハマっていなかったので、ボールを奪ってもすぐに攻撃に転じる態勢が整っていなかった状況が続きました。ちょっとPSGに敬意を払いすぎて、腰が引けてた印象です。
※画像はイメージです。PSG戦前半の「全体的に腰が引けていた」とは関係ございません。
ただ、そんな状況を変えたのが後半頭の交代。タカシ→池崎で流れを変える事が出来ました。
ぶっちゃけ「キープ力のあるタカシを下げて、運動量で勝負する池崎を投入したらポゼッション率が更に下がるんじゃない?」って思ったんですがむしろ逆でして、池崎が中盤で動き回る事でスペースが生まれて、後半はボールを動かせるようになりました。
まぁ、やっとヒロシも本気を出して来た感じですかね。
※「やっと」ですね、「やっと」。
そして後半頭からポップンされた池崎がゴールを決めて1点差に追い上げる訳ですが、編集長的には「池崎投入で中盤にスペースが生まれて、そこに若頭が上手くボールを入れていたな」って印象です。特にツヨポンが入ってからは前後で良い距離感と角度が保たれ、このふたりのパス交換でボールを運ぶ事が出来ていました。
それを目にして「ロヒシーさん、なんでツヨポンをスタメンで使わないのよ」って思う部分もありましたが、この2人のコンビネーションは、今後時間が経つに連れて精度が上がって行くんじゃないかとの期待が高まった次第です。
って優香、若頭はゲームメイクする足元のスキルがありながらも守備の強度も高いし、今シーズンのカギを握る選手になるかもしれませんね。
戦う強いハートも持っているし、編集長的にはめっちゃ好きなタイプ。今シーズン購入するユニフォームの背中には32番を入れるかもしれません。いや、入れません(だってユッティファーストだもん)。
ちょっとタカシが初チャンピオンズスタメンでチビったようで、本来のプレーを見せられなかったのは残念ですが、若頭、ツヨポン、タカシを中心に、ユベントスの中盤が上手く回り出すんじゃないかと期待の持てる一戦となった事は間違いないでしょう。たぶん…。
※ツヨポンは寝坊して集合時間に遅れちゃったのかな…?
まとめ
負けながらもポジティブ要素を含んだ振り返りを書くのもなんですが、ただこれまでの公式戦5試合に比べれば良かった点が多かったのは確か。
まぁ、チャンピオンズのグループステージはいわば予選であり、何勝しようが何敗しようが何回誤認パスしようが何度ゴール前でウソ転がりしようが、決勝トーナメントに進出すればいいだけのもの。確かに1敗は1敗ですが、「今後に繋がる1敗」である事は間違いなく、残り5試合を「4勝1敗」で終えれば間違いなく決勝トーナメントには進出できます。(PSGにはもう一回負けるかもね…)
編集長としてはそれくらいの手応えを感じた一戦となりました。
つー事で来週は早速第2節!
ナイスゲームに期待するぜ!
Forza Juve!