【NEWS】ユベントスはデパイではなく、ミリクを選択!



SKY

本日、ユベントス首脳陣とアッレグリの間で会合の場が持たれ、ミリク獲得に向かう事が確認された。

ポーランド人アタッカーは、所属するマルセイユから200万ユーロのローンで加入し、契約には「800万ユーロの買取オプション」が付随する事になる。

 

移籍市場閉幕まで残り1週間となり、ユベントス周辺が少しワカパって参りました。

このところ「移籍市場のシン風物詩」として名前が挙がるミリクでチャンチャンになるのか。少し考えてみようと思います。

 

 

ミリク

アルカディウシュ・ミリクは1994年2月28日生まれの28歳で、国籍はコブタンと同じポーランド。A代表としても62キャップを誇る、なかなかの実力者風味であります。

プロキャリアとしてはポーランドのチームでスタートし、その後はドイツのレバークーゼンとアウグスブルクでプレー。そのドイツは大きなインパクトを残せなかったものの、その後に移籍したアヤックスでは75試合に出場して47ゴール(21アシスト)を記録。

オランダでの活躍が認められると2016-17シーズンから戦いの場をセリエAのナポリに移し、昨シーズン開幕前に契約延長に応じないからナンジャラカンジャラと揉めて干されるまで、それなりの活躍をしていたと覚えています。

ちなみにアヤックスからナポリに移った際の移籍金は3200万ユーロで、この金額については「そこまでの価値がある選手ではない」と言う論争がオランダを中心として巻き起こった模様。切ないですね…。

その時、ちょうどユベントスがナポリからポルちゃんを9000万ユーロで獲得していたので、ナポリとしても感覚が麻痺しちゃったのか、それとも大金を手にして気持ちが大きくなっちゃったのか、はたまた「ウッディキャラとしての価値もあるよね」と思ってしまったのかは分かりませんが、編集長としても「ミリクに3200万ユーロって、なかなか太っ腹だよね」と言った印象を持ちました。

 

ちなみに現在、TransferMarktの試算ではミリクの価値は1600万ユーロ。

やっぱり「ポルちゃんバブル」だったんだと思います。

 

 

ユベントス加入に際して

ユベントスとしては、デパイ側が要求して来た「年俸850万ユーロ」が引っ掛かっており、「それならSAYONARA」が本線となっているようです。

確かにトランスファーフリーと言う部分を鑑みると、年俸850万ユーロは決して高くはないと言えるかもしれないものの、全体のバランスや、後々売却となった時に少し足枷になるのは間違いなく、その辺のバランスを鑑みた上での「ミリク選択」になったのではないかと考えます。

そしてポジションについては「センターフォワード」と紹介されているケースが多く、ウィングポジションでのプレーが可能かは未知数。

とは言えウィングもやってもらわなきゃやりませんし、経験のある選手ですし、ウッディですし、もし両ウィングを任されたとしても、オモチャっぽい立ち振る舞いで何とかお茶を濁してくれるに違いありません。

えぇ、かなり空回りそうな気はしますが。

 

 

まとめ

編集長的には、キンタと言う大黒柱がいる以上、ミリクくらいが丁度いいんじゃないかなぁ、と言う思いがあるのも本音です。

そして「空回りキャラとして月ユベにフィットしそうだよね」って言うのも本音です。

更に言えば「スネ夫を思い出させる部分もあって、至極一部のマニアックなファンに愛されそうだよね」って言うのも本音です。

そんな理由もあり(むしろそんな理由で)、編集長としてはミリクを推している次第ですが、さてミリクはオモチャの箱を飛び出して「踊るミリクのチャチャチャ」となるのか、動向に注目したいと思います。