【Topics】クリバリ、ナポリ残留濃厚?どうなるユベントスCB陣



Fabrizio Romano

ナポリのディレクターであるGiuntoliは、クリバリについて、こう答えた。

「クリバリはナポリにとって鍵となるプレーヤーであり、現時点で他のチームから正式なオファーは届いていない。」

「我々は新しい契約更新を提案しており、年俸は600万ユーロと記載している。加えて、将来的にクラブ幹部にも名を連ねてもらう予定だ。」

「クリバリにユベントスからオファーがあったとしても、それを伝える必要はない。なぜなら、彼はクラブにとって売却不可となる選手だからだ。」

 

て事で、ここに来てナポリのクリバリ包囲網がかなり強いものになって来ました。

さらにハゲのスパレッティも併せてこんなコメントを寄せています。

 

スパレッティ

我々はクリバリの為に特大のキャプテンマークを用意している。

彼には残留してもらわなくてはならない。

 

ポヌッチには特小のキャプテンマークを月ユベからプレゼントしようと考えておりましたが、やはり信頼度が大きく違う事から、ナポリはクリバリに対して特大のキャプテンマークを用意する意向を見せております。

ぶっちゃけ「特大って言ったって、腕にハメるたけなんだから限度があるでしょうに…」てツッコミたい部分もありますが、とにかくナポリ側の気持ちの表れという事で。逆にそんなに信頼されるキャプテンがいる事を、素直に羨ましくなりますね…。

って事で、クリバリ周りについてアレやコレやと。

 

 

クリバリ

2023年6月に契約満了となる事から、ユベントスを始めとする幾つかのチームが獲得を目指していると言われるクリバリ。

冒頭のFabrizio Romanoさんの記事の通り、ナポリサイドが契約延長を強く望んでいる事は間違いなく、あとは「クリバリの心意気ひとつ」と言った所でしょうか。

今回ナポリ側が提示した条件の中で、年俸600万ユーロは現契約と比べてほぼ横ばいっちゃー横ばいっぽいのですが、注目すべきは契約年数と幹部としての受け入れについて。

契約年数5年が「選手」としてのものならば(たぶん選手として)、満了となる頃にクリバリは36歳となり、恐らく現役をナポリで終える事になります。

その後、チームのマネジメントの1人として迎え入れる的な話だと思うのですが(5年の中に入ってるのかも…?)、何にしてもナポリのクリバリに対するバリバリな気持ちはビンビンに伝わってきます。

これだけされたら、クリバリもナポリとの契約延長に気持ちがクリバるかもしれませんね。

 

 

ユベントス

フトシがバイエルンに強奪される寸前のユベントスですが、こうなってくると「ヤバイよヤバいよ状態(by 出川哲朗)」。

他にはブレーメル、ミレンコビッチ、アカンジそしてガブリエルなどの名前が補強候補に挙がっているものの、これらの選手がユベントスに加入したからと言って即実力を発揮すると言う保証はなし。

例えセリエのクラブに所属していたとしてもビッグクラブでの経験がなかったり、それこそセリエ初挑戦の選手が異国の地で戸惑う姿はこれまで幾度となく目にして来ています。

 

そこでクリバリ。

セリエでのプレーは12年を数え、ナポリでは317試合に出場。モチのロン、チャンピオンズリーグも経験済みであり(26試合)、例え今日ユベントス移籍が発表されたとしても、明日には「計算できるセンターバック」として、自信を持ってピッチに送り出す事が出来ます。

兼ねてから「デ・リフト移籍の際は、絶対にクリバリを獲るべき」と編集長がお伝えしている理由はまさにそれで、確かにブレーメルあたりはセリエでの経験もありナイスーなセンターバックーであるのは間違いないものの、しかし現在のユベントス守備陣の中にポーンと入れて機能するかと聞かれれば回答に悩む所。

『ポヌッチのポヌり、ユッティのゆとり、揉太郎のモミモミ、オジーロのアフキャバに向けた胸の高まり』、さすがにブレーメルと言えとも自身のプレーをこなしながらも、この辺のリスクを回収するのは難しいと予想しますが(特に加入直後は)、クリバリであればポヌッチを恫喝しながらも、うまく守備陣を統率してくれる事でしょう。

特にロボ、キュン、ゴロー、スネ夫が去り、変革期とも言えるチームにおいて、クリバリのようなバリバリの選手はまさに「うってつけ」だと言えるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

こうなったら、ユベントスもフトシに対して

 

  • 契約年数100年
  • 年俸1000億万ユーロ
  • 来シーズンのキャプテン
  • 背番号は2・6・19・24から自由に選べる

 

と言った条件を提示して、残留に努めてみたらどうかと思います。