【浅堀り考察】ユベントスはコスティッチと個人合意に達した!セルビア人ウィンガー加入が与える影響は…



SPORT1

ユベントスはコスティッチと個人合意に達した。

残るはフランクフルトとの交渉となるが、ドイツのクラブは2000万ユーロを要求する。

ユベントスは1200万ユーロを提示しており、最終的な落とし所は1700万ユーロから1800万ユーロになるだろう。

 

ディ・マリア獲得に苦戦する中、コスティッチについては「コスティッリーチ」となりそうです。

「コスティッリーチ・一発・ツモ」と行きたい所ですね。

 

 

コスティッチ

編集長の「来シーズンに向けて獲得して欲しいドイツ人ウィンガーNo.1」であるコスティッチ(ちなみにNo.2がいるのでしょうか…)。

フランクフルトで背番号10を背負い、今シーズンのヨーロッパリーグ優勝にも大きく貢献。年齢も30歳を迎え、「最もモッコリした時期を過ごしている」と言っても過言ではありません。

そしてコスティッチについて触れたいのは、何と言っても「アシストの多さ」。今シーズンは15アシストで昨シーズンは17アシスト、その前は18アシストと、コンスタントに2桁アシストをマーク。「ヴラホビッチを軸にチームを構成する」と言われるチームにおいて、うってつけの存在だと考えます。

 

 

影響

では、コスティッチがユベントスに加入した際、どんな影響を及ぼす事になるのか。

まずは先ほどお伝えした通り、左サイドから良いボールが供給されるので、チャンスーが増える事は間違いなく、それによりヴラホビッチの得点数も重なる事が期待されます。

加えて編集長はもうひとつ影響を受けると感じておりまして、それは「キエーザを右で起用できる」になります。

このところ獲得候補に挙がるのはディ・マリアにしろザニオーロにしろベラルディにしろ、「右アウトサイド」の選手ばかり。そうなると自ずとキー坊は左での起用となります。

モチのロン、キー坊の左も悪くはないのですが、彼のスピードが活きるのは左より右だと編集長は考えておりますので、「キエーザを右でも起用できる」と言う選択肢が出来る事で、ヒロシの戦術の幅も広がるはずです。

両サイドできるキー坊、左のコスティッチ、右のディ・マリア。この3枚を中心に両ウィングを回す事が出来れば、相当強烈な並びになると考えています。

 

 

不安

経験もあり、そして結果も残している選手になるので大きな不安はないのですが、強いて言えば「3トップでフィットするか」を挙げたいと思います。

序盤戦は分かりませんが、今シーズン終盤戦においてフランクフルトが敷いたシステムは3-4-2-1で、コスティッチが任されたのは中盤4枚の左ワイド。

やはり3-4-2-1と(来シーズンのユベントスが採用すると言われる)4-3-3では役割が異なり、更にドイツからイタリアに舞台を移すと言う事で、コスティッチと言えどもアジャストするのに多少なりとも時間が掛かるのではないかと予想します。

とは言え、あのプレースタイルは「むしろ3トップのウィング向きじゃね?」て感じもしますし、開幕と同時に左サイドを擦って擦って擦りまくるコスティッチの姿が見られそうな気もしますが。

 

 

まとめ

キュン、ゴローが抜ける事になりましたが、ディ・マリアとコスティッチが入れば、「しっかり穴を埋める事が出来た」と言えるはず。

となると、次は「デ・シリオが残留した穴をどうやって埋めるか」ですね。えぇ、埋めるのは「残留した穴」です。

なかなか理解に苦しむかもしれませんが、これが月ユベ、これぞ月ユベ。