【Topics】ユベントス、ヴラホビッチのバックアッパーに3選手をリストアップか!



Corriere dello sport

ユベントスは来シーズンに向けて、ヴラホビッチのバックアップとなるべく3選手をリストアップしている。

その選手の名前はムリエル、アルナウトビッチ、そしてミリクだ。

 

もしスネ夫がアトレティコに戻った場合、来シーズンのセンターフォワードに関して、キンタひとりで出場し続けるのは現実問題無理な話。となると、早々に目星をつけておかなくてはならないのはモチのロンでございまして、Corriere dello sportは「おっ、そこに目をつけたん?なかなかイイじゃなーい」って選手の名前を挙げております。

まぁ、移籍話と凧と麻雀は「あがってナンボ」って感じもしますが。

 

 

ムリエル

ここに来てメディアを賑わせるようになってきたムリエル。もはやセリエクラスタにとっては「説明不要のストライカー」であると思いますが、今シーズンはピチピチ短パンでお馴染みのサパタが負傷でチームを離れる時間が長かった中、前線で存在感を示しました。

ムリエルの名前が挙がるには2つほど理由があると編集長は考えておりまして、ひとつ目が「アタランタがCL出場権を逃した」と言う事。更に今シーズンは8位に甘んじた事により、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグの出場権も与えられず。チームの財政、そしてムリエル自身のメンタリティを考えても「放出」「移籍」に舵が切られても不思議ではありません。

そして2つめに挙げるのは「契約」。ムリエルとアタランタの契約は2023年6月までとなっており、もしムリエルが「契約延長は無理エルっす」って早々に表明するならば、アタランタは今オフに放出して現金化するに違いなし。TransferMarktの試算では「2200万ユーロ」と紹介されているものの、満了まで残り1年と言う部分を鑑みると、もう少しリーズナブルに獲得できるんじゃないかと予想します。

今シーズンは14ゴール・10アシスト、昨シーズンは26ゴール・11アシストを記録したストライカーを獲得できたならば、ユベントスとしては「ラッキーチャチャチャ、ウゥゥゥゥゥウウウウウッ!」に違いありません。

 

 

アルナウトビッチ

ボローニャに所属するアルナウトビッチは現在33歳。ストーク・シティやウェストハムのイメージが強く残りますが、インテルやブレーメン、そして中国でのプレー歴もある「経験豊富なベテランセンターフォワード」と言った感じでしょうか。

今シーズン、中国の上海海港からボローニャに移籍すると、34試合の出場で15ゴール・1アシストを記録。年齢を重ねてはおりますが、引き続き「ザ・ストライカー」と思わせるようなゴールを重ねております。

そんで編集長的には実は「アルナウトビッチ?いいんじゃなーい」と感じておりまして、まずはプレースタイルが192センチの長身を生かした起点となるプレーが中心となる事が理由に挙げられます。

そしてもうひとつ挙げたいのが33歳と言う年齢。今回は「ヴラホビッチのバックアッパー」と言う位置づけになり、常時試合に出場する事が約束できない中、そろそろベテランの域に達するアルナウトビッチがその役割を受け入れ、そして役割を遂行してくれる可能性は非常に高いと考えます。

泥臭さとふてぶてしさもあり、最近のユベントスにはいなかった「切り札的な存在」になるかもしれません。

 

 

ミリク

「ユベントスさん、あんたも好きねぇ」って言葉が聞こえて来そうですが、ここに来てまたもミリクの名前が届きました。

今シーズンのミリクは所属するマルセイユで37試合に出場して20ゴール・2アシストを記録。「なになに、意外と点取ってんじゃん」な感じで活躍しているようです。

そして今回(も?)ミリクの名前が挙がった背景には、ムリエル同様に「契約」が関係していると言われており、現在ミリクの所有権を持つナポリとの契約は2023年6月まで。レンタル先のマルセイユに買取オプションが付いているものの、もし行使されなかった際にはミリクはナポリに戻る事に。しかし、ご存知の通りミリクは喧嘩別れの形でナポリを去っており、来シーズン、ナポリでプレーをする可能性はパーヒャクなし。となると「お安くしてでも売っちゃおう」って流れになるに違いありません。

ただミリクはまだ28歳であり、「誰かの控え」を受け入れる年齢でもなし。編集長的には「主役はいらないくって、ミリクあたりの選手が丁度いいんだけどね」って感じもあるのですが(ミリクファンの方がいたらゴメンちゃい!)、「たぶんミリクが首を縦に振らないだろうな―。トイストーリーのウッディに似てるから月ユベとしてはネタ的にもありなんだけどなー」って考えております。

まずはマルセイユが買取オプションを行使するかどうか、ですな。

 

 

まとめ

編集長的には圧倒的にムリエルですが、もしムリエルが無理エルだった場合にはアルナウトビッチで、もしアルナウトビッチが無理ナウトビッチだった場合は、「ミリクでもいいや」になります(ミリクファンの方がいたらメンゴちゃい!)。

何にしてもタフなキンタと言えども、一人でセンターフォワードのポジションを回すのは無理な話。それはすなわち「キンタマわすのは無理な話」でありますので、ケルケルには誰か適切な選手を獲って頂きますようにお願い申し上げまっする。