ユベントス、ポグバ獲得に向けて「背番号10」を用意か!



Nicolo Schira

本日行われたユベントスとポグバ代理人との会合において、ビアンコネリは「背番号10」と「プロジェクトの中心」を条件に、獲得を打診したようだ。

 

これまで「年俸」や「契約年数」が持ち上がった事はあったものの、まさかのまさかの「背番号10」を持ち出すとは、Nicolo Schiraさんのコメントを目にした方としても「ビックリしたなぁ、もー!」でございました。

 

て事で、ユベらじでも取り上げる程、現地では「Pogbang状態」となっておりますが(いや、爆発するまでにはなってないぞ)、さて現在のユベントスにとって本当にポグバは必要なのか。幾つかの角度から、ちょいと考えてみました。

 

 

トランスファーフリー

まずはここでしょうね。

TransferMarktの資産では5500万ユーロと紹介されているポグバがフリーで獲得出来るとなれば、どのチームであっても獲得を検討する事は間違いなし。

特にユベントスのように、他のビッグクラブ、メガクラブに比べると「ビックリしたなぁ、もー!」と言われる程の予算を持っていないチームとしては、「中盤をフリーのポグバで補強して、移籍資金は他のポジションに回せる」と考えるはず。今シーズン終了後であれば、ロボが抜けたセンターバックや、ユッティごときがレギュラー気取ってるサイドバックでしょうか。

今回、ユベントスがポグバに前がかりになっているのも「トランスファーフリーが全て」と言っても過言ではないかもしれません。

 

 

年俸

続いてもお金の話になりますが、やはり選手を獲得する上でお金は切っても切れません。

噂される所ですと、ユベントスがポグバに提示する年俸は800万ユーロ+ボーナス。これまで1000万ユーロ以上を手にしていたポグバがこの金額で「オッケーポグ場」と言うかは分かりませんが、この額で手を打ってもらえるならば「儲けもん」と言えるでしょう。

現在のユベントスの年俸上限は750万ユーロ程度とも言われているので、800万ユーロならば許容範囲内。そして一般的に考えてもポグバが800万ユーロで納得してくれるなら「ビックリしたなぁ、もー!」だと思います。

 

 

ポジション

今シーズンのユベントスに足りなかったのが「中盤の推進力」であった事は間違いなく、ヒロシのハゲ頭にしても「もっとミッドフィルダーの得点が欲しい」と口にしていた程。

そこでポグバ。

今シーズンこそ1ゴール(9アシスト)に終わったものの、怪我さえなければコンスタントにゴールとアシストで合計15は固い選手。少し前にはなりますが、2018-19シーズンは16ゴール・11アシストを記録しており、ユベントス加入となれば攻撃にアクセントと厚みを与えてくれると期待が掛かります。

ここ数シーズンはちょっちゅ怪我がちな部分は気になるものの、持ち味のダイナミズム溢れるプレーでユベンティーニを「ビックリしたなぁ、もー!」させたくれるに違いありません。

 

 

年齢

ただひとつ気になるのは年齢。今年の3月に29歳となり、来シーズン中には30歳を迎える事に。

そしてこの30歳を迎えるタイミングとなれば、ポグバサイドも出来る限り長い契約を勝ち取ろうと考えるのはモチのロンで、伝えられている所によると要求は4年で、ユベントス側の提示は3年。この1年をポグバサイドが譲るのか、それともユベントスサイドが飲むのか。編集長的にはポグバ欲しさにユベントス側が4年で契約して、「30歳を迎える選手に4年だなんて、ビックリしたなぁ、もー」になるんじゃないかと予想しています。

 

 

背番号

実際に背番号10を与えるのか、更にはそれを移籍の条件にするかは分かりませんが、何にしてもディバリスタの方々を「ビックリしたなぁ、もー!」らせる事のないよう、ユベントスには配慮をして頂きたいと存じます。

 

 

 まとめ

「ビックリしたなぁ、もー!」って、昭和時代のコメディアンである三波伸介のギャグなんですが、知っていた方、どれくらいいたでしょうか?

 

まぁ、それはいいんですけど…。

 

編集長としては「トランスファーフリーなら、ポグバ獲得はアリ寄りのアリ」でございまして、ここ数シーズンは低調なパフォーマンスを見せる時期もあったポグバも、環境が変われば気持ち新たにハイパフォーマンスを見せてくれると期待しています。

確かに(今年)30歳という年齢は気にはなりますが、チーム再構築中のユベントスとしては、直近1〜2年を見据えてでも中盤に軸となる選手が欲しいのは確か。そう言った部分でみれば、ポール・ポグバは「ビックリしたなぁ、もー!」に値する選手だと考えています。

 

さてさてシーズンも大詰め。ユベントスとユナイテッド、共に最終節は5月23日(日)となりますので、その週の後半くらいに「ビックリしたなぁ、もー!もー!もぉぉぉぉぉおおおおお!」する準備をしておこうかと思っています。知らんけど。