CB補強を目指すユベントス、引き続きトリノのブレーメルに注目か!



 

ロボが正式にイタリア代表からの引退を発表しました。2008年のユーロでは開幕前にカンナバーロの怪我により、って優香、知る人ぞ知る「キエッリーニがカンナバーロを削ッリーニ事件」てのもあったんですが、何にしてもこの2008年から約15年弱に渡り、イタリア代表の大黒柱としてチームを牽引する事になりました。

間違いなく最後のW杯になったであろう、カタール大会に出場出来ないのは残念ですが、どうやら引退試合的なものもあるようなので、最後の最後に誰も反応出来ないような鋭いナックルパスを披露する事を期待しています。

 

 

Gazzetta

センターバックの補強を考えるユベントスだが、リストの最上位にはブレーメルの名前が記されている。

 

って事で、ロボのMLS行きも噂されてはおりますが、何にしても(ロボの去就に関わらず)センターバックの補強必須となるユベントス。今シーズン限りでチェルシーとの契約が満了となる事からリュディガーの名前が挙がっていたものの、ここ数日「レアル・マドリーへの移籍濃厚」の報道が届く事に。となると、ボチボチとブレーメル獲得に向けて本腰を入れていくタイミングかもしれません。

そのブレーメルですが、改めまして少し紹介させて頂きますと、トリノ所属のブラジル人センターバックで、年齢は1997年5月生まれの25歳。なせがブラジル代表とは縁がなく未だ代表歴はありませんが、イタリア国内では「セリエAにおける最も屈強なセンターバック」とも評されており、実力については疑いの余地はありません。代表については、もしかしたらブラジル代表のスカウティングチームが、ブレーメルを「ラグビー選手」と勘違いしている可能性もありますが。

 

 

あるかいっ!

 

 

 

そして気になるお値段について、TransferMarktの試算によると3000万ユーロと紹介されておりますが、恐らく取り引きにおいては3500万ユーロから4000万ユーロで落ち着くのではないかと編集長は予想。あとは「競合」の存在も気になる所でありまして、イタリア国内では「インテルも獲得に乗り出している」と報じられています。

しかしインテルのレギュラーを任されるスリーバックでは、デ・フライがちょうど30歳で、シュクリニアルが28歳、そしてイタリア代表にも名を連ねるバストーニは23歳と、新旧交代を急ぐ必要性は全くなし。この3選手の年齢を足しても81歳で、ユベントスはロボとポヌッチの2人だけで71歳。更にここにオジーロを加えると111歳に。「歳上を敬う」と言う意味でも、インテルにはブレーメルから手を引いて頂きたいと願う所であります。

 

 

まとめ

ラスパドーリやザニオーロなんて名前が紙面を賑わしていますが、「最も補強しなくてはならないポジションはセンターバック」だと言う事を、ロボ、ポヌッチ、そして揉太郎の顔を思い浮かべればユベンティーニならば気づくはずです。えぇ、揉太郎の顔もお願いします。毒者みなさまの背筋も一発で伸びると思いますので。