【浅掘り考察】ユベントスは引き続き「ミリンコヴィッチ=サヴィッチ」を狙っているようだけど、さて本当に必要なのでしょうか?



編集長の記憶が正しければ、2018-19シーズン開幕前くらいら毎年「ミリンコヴィッチ=サヴィッチ」の名前が噂として挙がっていたと思うので、かれこれ4年くらいの付き合いに。引っ張るだけ引っ張って、最終的には「弟のヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチがユベントスに加入」ってオチを付けて欲しいと願う所です。

ちなみに58歳くらいに見えますが1997年生まれの25歳で、セルゲイの「弟」です。決してセルゲイの「お父さん」ではありません。念のために。

 

 

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セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチとレナト・サンチェスは引き続きユベントスの獲得リストに名前が挙がている。ロティートが付けるプライスタグは高い物ではあるが、ケルビーニの構想の中からその名前が消えた事はない。

 

としてお兄ちゃんの方のミリンコヴィッチ=サヴィッチは27歳になったばかり。高値で売るなら「ぼちぼち」って感じもしますが、さてキンケツントスは今シーズン終了後に背伸びしてでも獲得レースに名乗り出るべきでしょうか?

 

 

編集長の結論としては移籍金抜きにして言えば、「Yes、高須クリニック!」になります。

現在のユベントスの中盤のスカッドを見た時に、足りないのは「ダイナミックダイクマなミッドフィルダー」であり、それが故にヒロシも「ミッドフィルダーの得点がもっと欲しい」と常々口にしているに違いありません。「池崎」と言うダイクマな選手がおりますが、「試合を作りながらダイクマれる選手」と言う部分で言うと少々異なり、池崎はどちらかと言うとキー坊やゴロー枠に分類されるタイプ。欲しいのはいわゆる「Box To Boxを体現できる選手」だと考えます。

 

 

では「ミリンコヴィッチ=サヴィッチはダイクマれるタイプの選手なのか?」と聞かれれば、その答えも「Yes、高須クリニック!」になりまして、今シーズンは36試合に出場して8ゴール・9アシストを記録。昨シーズンも41試合で8ゴール・11アシストの数字を残しており、むしろ「ダイクマの代名詞」と言っても過言ではない選手だと考えます。

ちなみにラツィオ加入後は、283試合の出場でゴール55、アシスト48を挙げており、単純に合計する103を試合数で割ると得点関与率は36.4%に。3試合に1度は得点に絡んでいる事になるので、改めて素晴らしい選手だと認識しました。

更にちなみのちなみにですが、今シーズンの得点王とアシスト王を狙う風味のユッティに関しては、ユベントス加入後は83試合で2ゴール・3アシストを記録しており、得点関与率は6.0%。意外と高くて「生意気だな」って思いました。

 

 

とは言え、ない袖は振れず。ミリンコヴィッチ=サヴィッチは市場価値が7000万ユーロ~8000万ユーロとも言われる選手。今シーズン冬のマーケットでない袖を振りまくってキンタを獲得したユベントスですが、さて来年には28歳になる選手に対して同じ金額を支払う事になるのか。

編集長的には「ないかなー」って感じですし、「それならラビ彦をマモパイ離れさせて鍛えた方がいいかなー」「それならカリメロの守備の耐久性を高めて、ツヨポンをひとつ前のポンジションで使った方がいいかなー」なんて考えます。

 

と言う事で、「3500万ユーロくらいなら高須クリニックだけど、その倍以上の金額ならノー」を結論とさせて頂きます。

ちなみに「ツヨポンのポンジション」ってなかなか良い表現だと思いました。さすがダジャレ関与率50%を超える編集長だけはありますね。知らんけど。