【不満があります】2021-22シーズン コッパ・イタリア ベスト16 vs サンプドリア戦 マッチレビュー




 

ユベントス4-1 サンプドリア

 


 

忘れる前に伝えさせて頂きたいのですが、今日の試合においてユッティが3度に渡りコーナーキックを蹴りました。また、幾度となくセンタリングを送り、そしてシュートも記録。今シーズンはすでに1ゴール・1アシストを決めて、なんとなーくファンも認める感じが出て来ており、もはや「ミラン戦の左サイドバックはデ・シリオがファーストチョイス」と口にする方もいるのですが…

 

 

 

寂しいんです!

 

 

 

なんか胸にポッカリ穴が空いたような気持ちになるのは何ででしょうか?

 

このサンプ戦でも非常に安定していたし、ほぼミスらしいミスもなし。攻守において『良い働きを見せた』と言って間違いないのですが、全く嬉しくないんです。

 

当たり前のようにスタメンに名を連ね、当たり前のようにアップで怪我をせず、当たり前のようにプレーして、当たり前のようにコーナーキックを蹴る。

多分、普通のサイドバックであれば普通の光景なんでしょうが、この5年に渡りユッティを追い続けた編集長にしてみれば、「日常の中に突如舞い込んで来た非日常」。ユッティに活躍も安定も求めていないし、むしろそんなんされたってこっちも戸惑いを隠せず。

 

 

いつものユッティを見せてくれ!

 

ゆとるユッティを見せてくれ!

 

程よくミスするユッティを見せてくれ!

 

試合前のアップ中に消えるユッティを見せてくれ!

 

オレのユッティを返してくれ!

 

 

 

Come Back ユッティィィィィイイイイイイ!

 

 

 

と言う事で、「編集長心の叫び」からスタートさせて頂きましたサンプドリア戦の振り返り。ユッティの安定以外はチームとしても非常に良かったと思います。

当然ながら「サンプのプレスが弱かった」という部分もありますが、それを差し引いてもユベントスのサッカーが良かったと言えるでしょう。そしてその大きな要因となったのは『ツヨシとカリメロの同時起用』になりません。

これは編集長の憶測なのですが、この試合において「若手起用」に舵を切らなかったのは(事前の予想だとカツオ、トータル藤田あたりのスタメン予想も届いていました)、ツヨシとカリメロの同時起用を試したかったんじゃないかと考えています。モチのロン、「その2人を起用して、それとは別にカツオと藤田も使えばよかったじゃない」と言う声もあると思いますが、サッカーはそんなに簡単なもんじゃありません。ヒロシとしては、この2人がツーボランチで組んだ時の周りへの影響力も測りたかったんだと思います。

まぁ、実際の狙いはあのハゲ頭しか分からない所ですが、兎にも角にもこの采配で「手応えを感じた」と言って間違いないでしょう。どちらかと言うとカリメロがアンカー気味にポジションを取り、ツヨポンがゴールに近い位置でプレーする。特にキュンが入るまでは4-4-2で前線にスネ夫と童貞のミノルが並んでいたので、ツートップとボランチの間のスペースをツヨポンが上手く埋めていたと思います。

守備のフェーズではバランスを崩してチンピーとなる場面もありましたが、それを差し引いたとしてもカリツヨをツーボランチに並べるメリットはありますし、最終的には「守備は池崎さんヨロチクビ」でチクビると思います。なんで、大丈夫です。たぶんね。

 

 

そんで全体的な話に移りますと、このツーボランチを中心にボールがよーく回りました。冒頭に触れたようにサンプが激しくプレッシングしてこなかった事もありますが、それでもユーべの選手は適度な距離感を保ち、そして短い距離でボールをワンタッチ、ツータッチ、タッチ、タッチ、ここにタッチで回す事でリズムを生み、ボールポゼッションも高める事が出来たと思います。そしてこれは前からお伝えしてる通り、ボールをポゼッションしている中から繰り出すからこそショートカウンターが効果的になるのであり、今日のような試合運びができれば、自ずと攻撃の幅も広がるんじゃないかと予想します。

 

 

そしてその良い流れの中で途中出場したアケについて、いやーお父さんもそのスピードにはビックリどんきりました。U-23の試合で何度かプレーを見てはいたのですが、しかしその時はそれほどインパクトあるプレーを見せる事なく試合終了。それもあり、この試合で途中出場のコールが耳に届いても「あの速い選手、出て来るんだ」程度だったものの、PK獲得に繋がるドリブルを含めて、短い時間の中で存分に持ち味を発揮と言えます。まだ21歳になったばかりで粗削りな部分はありますが、このまま経験を積んで行けば「トップチームはアケのポジションを空けておかなくてはならない状況」になるかもしれません。えぇ「アケのポジションを空けておく」ですね。もし、このくだりのオチが分からない方がいれば、TwitterでDMください。説明しますので。

 

 

まぁ、あとひとり名前を挙げさせて頂けるのであれば、ダニエレ・揉太郎ですかね。

まさかの5試合連続スタメンにも関わらず、ほとんど揉太郎の疲労を心配する声が挙がらない中、安定した守備を見せただけではなく、後半7分にはヘディングでゴールネットを揺らす事に。間違いなく大一番のミラン戦ではシレっとスタメンを外されて、シレっとベンチに座っているとは思いますが、この5試合で見せたプレーにより『世界ナンバーワン第4センターバック』である事を存分に証明してくれました。今後も「困った時の揉太郎」として、ユベントスを支えて欲しいと願います。

 

 

それ以外にもキュンのゴールとか見所はあったんですが、あまり長文になるとみんな飽きちゃうんでここで終わりにします。もう少し詳しい事を知りたい方は、YouTubeでハイライト動画見て下さい。そもそも月ユベで試合の内容を把握するのは無理な話だと思いますので。

 

 

 

そんなこんなでユベントスが4ゴールを挙げて快勝したのですが、編集長、この試合でひとつ気付いた事がありました…….

 

 

 

 

 

直接フリーキックって決めていいんですね!

 

 

 

 

 

昨シーズンまでの3年間で、てっきり「決めちゃいけないモノ」、って優香「壁に当てなきゃいけないモノ」だと思っていたのですが、その認識が間違っていた事が確認できてよかったです。

 

 

 

 

つー事で勝ってベスト8進出!

 

 

つー事で調子に乗って来たな!

 

 

つー事でミラン戦も勝つ!

 

 

 

 

やっぱりユーべって最高だなぁ(加山雄三風に)

 

 

 

Forza Juve!

 


【最新のユベ議室お題😎】

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