【ベンタンクールとラビオのバランスを改善せよ！】2020-21シーズン第25節 vs スペツィア戦プレビュー

2021年3月2日

エラス・ヴェローナ戦を引き分けた事で周辺がワカパっているユベントス。この後に続くラツィオ戦、そして大一番のポルト戦に向かう上で、このスペツィア戦はどんな事をしても（審判買収はダメだよ）勝ち点3を取らなければならない試合になります。

そのユベントスにおいて、実は現地で取り沙汰されているのが『主任＆ラビ彦問題』。今シーズンの中盤を任されるこの両選手ですが、同時出場した試合ではふたりのパス交換や距離感に微妙なズレが生じている事は、一部のファンからは指摘されており、エラス・ヴェローナ戦の後半には、主任がラビ彦に対して少し強めの口調で何かを要求するシーンも目にされています。

そしてその2人がボランチで出場した試合については、下記の数字が弾き出されており、単に「この数字が全て」と言う訳ではありませんが、しかし無視する事もできません。

同時スタメン：12試合

勝利：5試合

引き分け：3試合

負け：4試合

チームゴール数：15ゴール

チーム失点数：13失点

クリーンシート：2試合

ぶっちゃけ、「よくもまぁ、こんな数字を拾って来たな」と言う気もするのですが、しかし数字を並べてみると無視できないのも事実。失点数13に関しては、PKもあれば単にポヌったものもありますし、ボランチ云々と言うのは少しお門違い。しかし、今シーズンの公式戦35試合で71ゴールを挙げているチームにおいて、12試合＝15ゴールは余りにも寂しい数字であり、ここに関しては2人のプレースタイルが影響していると考えます。

主任は長短のパスを繰り出す事と球際強いディフェンスが持ち味ですが、しかしミドルシュートの意識が低いと言わざるを得ず。もし中盤からシュートを打つ姿勢を見せれば、相手ディフェンダーも警戒して前に出て来るので、ペナルティエリア付近にスペースが出て来る事もあるでしょうし、それこそシュートのこぼれから波状攻撃を掛ける事もできるはずです。

ラビ彦は長い距離を走れるようになってきたものの、しかしエリア内に入ってゴールに直接的に絡むプレーを見せるには至らず。今シーズンはインサイドハーフとして存在感を示しているだけに、マモパイに顔を突っ込むが如く果敢に相手エリア内でドリブルで仕掛けたり、クロスに対して飛び込むシーンが増えれば、自ずとチームのゴール数増加にも繋がるのではないかと考えます。ぜひ試合前のマモパイタイムの時に、そのイメージを持ちながら吸って頂きたい所です。

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＜スタメン予想／3-5-2＞

GK：コブタン
DF：オジーロ、フトシ、あばらる君
MF：キー坊、主任、吉田、ラビ彦、ゴロー
FW：ミノル、キーちゃん

GKはコブタン。このところ高評価が付いていますが、それはすなわち「チンピーが多い」と言う事になりますので、試合中にタバコふかす時間を作るくらい攻め続けて頂きたいところ。ディフェンスラインはオジーロが戻ったので可変式になります。あばらる君はエラス・ヴェローナ戦で『わるわる君』の烙印を押されてしまったので、PK献上するなりで存在感を示して欲しい所（コブタンが止めてくれるっしょ）。

中盤は『ファジョーリのスタメン』も噂されているものの、胃腸炎だかなんだかで帯同できるかも微妙な状態の様子。しかし元気があれば何でもできるので、気合と根性で何とかして下さい。トップ下については池崎のスタメンを予想するメディアもありますが、どうやらコンディションがまだ「ぃぇぃ」程度のようなので、月ユベ的には吉田がトップ下に入ると予想。ちなみにこのところ、表記を漢字で「吉田」にしたり、カタカナで「ヨシダ」にしたり試しているのですが、やっぱり漢字の方がしっくりする気がしています。読んでいる皆さまはいかがでしょうか。

最後にツートップは、スネ夫が戦列に戻る可能性はあるものの、例えそうなったとしてもミノル＆キーちゃんで間違いなさそうです。上記の画像では美川憲一みたいな顔をしているキーちゃんですが、この追い込まれた状態でやはり頼りになるのはエースであるキーちゃん。色々と言われておりますが、気のすむまでフリーキックも蹴って、そしてぶち当てて頂いて構いません。