【首位の背中がチラっと見えるぜ!】2020-21シーズン第21節 vs ローマ戦 マッチレビュー
ユベントス 2-0 ローマ
[meikan2]
試合の振り返りを始める前に、ひと言だけ言わせて頂いてもよろしいでしょうか。
三位ぇぇぇぇぇえええええい!
ここ数シーズンのほとんどの時間を1位ないしは2位で過ごしており、それこそ4位だの5位だの言うポジションは久し振り。いや、これは本当におごっているとかではなくて、今シーズンは5位の時期もあれば6位の時期もあり、そんななかで順位をひとつづつ上げて行くこの喜びは、ファンとしては何とも言えないものがあります。
そして「何とも言えない喜び」をあえて表現するのであれば
いぇぇぇぇぇえええええい!
なのであります。
ちなみに、実はミノルの画像を使ってみようと思ったのですが、明らかに迫力がない為に見送りに。やっぱりズルムケてる人と、童貞の人の「いぇぇぇぇぇえええええい!」の迫力が違う事を認識する事ができました。
後ろ向きの池崎の方が勢いを感じますね。
と言う事で、大声を出して勢い付けた所で、試合の振り返りに移りましょう。
まずはスタメンから。はい、ドン!。
恐らくは可変式の3-5-2になっており、中盤ボランチはラビ彦とカリメロの2枚。記憶が正しければ、年明けからワンアンカーはほとんど見ていないと覚えているので、可変にしろ固定4-4-2にしろ、ボランチ2枚をベースに今後もメンバー構成をして行くのではないかと予想します。
そして現地各紙が予想したクアマンはベンチスタートとなり、代わって入ったのがドンキー。これによりキー坊が右に回る事になりましたが、結果としてドンキーの仕掛けから先制点が生まれたので「ピルロ采配が当たった」と言っても間違いではないと思います。今シーズン、いまいち評価が高くないドンキーですが、この試合ではGoal Italiaの評価も7.0と高得点。現地でサインをもらって以来の『サンドラー』である編集長としても嬉しい限りです。
今日はまずは守備面から行きましょう。
結果としてポゼッションは『48対52』と言う事で、若干ながらローマに譲りましたが、試合を通じてはディフェンスラインと中盤でブロックを形成して、ローマ攻撃陣を迎え撃つ事が出来ていた印象です。幾つか危ういシーンはあったものの、そのほとんどは両サイドから入れられたボールになり、その際でもユベントスディフェンダー陣は決してバランスを崩していた訳ではないので、よほどピンポイントで合わない限りは失点はないだろうと踏んでいました。
その中でもまず名前を挙げるべきはロボでしょう。
これで国内リーグはインテル戦から数えて4試合連続スタメンフル出場を果たした、サッカー選手型ロボットのロボですが、この試合でも36歳で頭が薄くなっている事を微塵も感じさせないハードワークを見せてくれました。ローマが幾度か速い攻撃を仕掛けてきたものの、それも経験から来る予測でしっかりと対応しており、また空中戦でも圧倒的な高さと強さで制圧。ミッドウィークでロスタイムに出場した事から「締めのキエッリーニもありかもね」なんて声がファンからは挙がっておりましたが、ところがどっこい、ところがどっこい(ちょっと強めに出したい所でしたが、一回だとインパクトがなかったので無駄とは承知で2度言いました)、むしろ90分間で見せたプレーの安定度は抜群。月ユベ編集部としても『シメッリーニ』の愛称に関しては、当分の間自重させて頂く事になりました。
そしてもうひとり守備に関して名前を挙げるならば『カリメロ』ですかね。
元々「守備に不安がある」と言われておりましたが、最近の試合では明らかに守備意識が向上しており、このローマ戦では長い距離を走ってディフェンスラインを助けていました。恐らくはツーボランチになった事で思い切りよく前後左右に飛び出すようにもなったと思うのですが、加えて「イタリアの水に慣れてきた」と言う部分もあると思います。このままだとシーズン終わるまで愛称は「仮メロ」のままになりそうですが、プレーの方はすでにファンを‘’メロメロ‘’にさせるレベルに達しており、更にはあまり感情を表に出さない選手ではありますが、軽いミスした時などは舌を出して「テヘメロ」なんて一面も見せてくれるのではないかと期待してしまいます。
攻撃に関しては、何と言ってもキーちゃんのズルムケぶりですよね。
前半13分に『ドンキー→スネ夫』と繋いだボールをあっさり決めてしまったものの、ほとんど力の入らない状態から左足で隅を狙ったシュートはまさにセンスの塊。そのセンスがどうしてフリーキックに1ミリも活かされないのかは世界七不思議のひとつではありますが(七つのうちのひとつは「ポヌッチがキャプテンマークを巻いている事」)、いずれにしても36歳を迎えたキーちゃんには死角なし。これからチームは「インテル戦~ナポリ戦~ポルト戦」と厳しい戦いが続く中で、チームに勝利をもたらせてくれるだろうと期待が高まります。
逆に攻撃陣で少しだけ心配なのが池崎。インテル戦に続いて守備の場面では素早いチェックでプレスを掛けていたものの、攻撃に関しては決定的な仕事はほとんど見られず。常に「イェイェイ!」と口にしているので心配はされなさそうですが、そろそろ疲れが溜まってきてもおかしくはないタイミング。まだまだシーズンも半分を終えたばかりですし、小五郎にしても他の選手と上手くローテーションさせながら、池崎のコンディションも保って欲しいと思います。
ってことでーーー
3位浮上!
もう首位まで「王貞治」、じゃなくて「ワンチャン」と言ってもおかしくない状況!
って事で勝って勝って勝ちまくるのじゃーーー!
Forza Juve!
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【最新のユベ議室お題😎】
2/7のユベ議室のお題は「(第21節)ローマ戦 振り返り」
首位の背中がチラっと見えて来たかな😎https://t.co/HbYU1Gf1dZ pic.twitter.com/X0tpothiyu
— 編集長ミツ😎【月刊ユベントス公式】 (@system442) February 7, 2021