【Topics】トゥドール、‘’身銭を切って‘’ピルロ・ユベントス入閣へ!
(お知らせ)今回の記事から2020-21シーズンを「今シーズン」、2019-20シーズンを「昨シーズン」と表記させて頂きます。
[meikan]
今シーズン、ピロントスのスタッフに加わる事が決定的と報じられているイゴール・清原・トゥドールですが、実は昨年の12月に母国クロアチアリーグのハイドゥク・スプリトの監督に就いたばかりで、決して「フリー」の状態ではなかった事を知らないファンもいるはず。編集長もその辺の事が気にはなっていたのですが、どうやらハイドゥク・スプリト側から監督退任の旨が正式に発表されたようです。
Oproštajna poruka trenera Igora Tudora • https://t.co/aiFxJVNO62 #Hajduk pic.twitter.com/BMbs7zKUqb
— HNK Hajduk Split (@hajduk) August 21, 2020
ちなみにですが、ハイドゥク・スプリトの公式サイトでトゥドールから現地ファン向けのメッセージが公開されておりました。テキストを訳したものになりますが、下記の通り紹介させて頂きます。
何とも言葉にするのが難しいです。私は多くの事を考え、自分が感じた方法で決定を下し、ハイドゥクが理解してくれたことに感謝しています。この6か月は激しく、ストレスが多く、結果は本来あるべきものではなかったことを私は認識しています。一部の人々が私の選択に失望する事は想像していますし、本当に申し訳ないと感じています。監督と言う職業は簡単なものではないので、新しい監督をサポートして頂けると幸いです。(Igor Tudor)
これでトゥドールがピロントスのスタッフとして加わる事は確実となった訳ですが、今回お伝えしたいのはその事ではなく、TuttoSportが報じている下記の事になります。
トゥドールはハイドゥク・スプリトを去るに辺り、契約解除金として450万ユーロを求められたが、自身のポケットから150万ユーロを出して、チームに了解を得た。
漢ですよね
完全に漢ですよね
最終的には残りの300万ユーロをユベントスが負担したのか、それともハイドゥク・スプリトが150万ユーロで手を打ったのかは分かりませんが、身銭を切ってまでユベントスに戻る決断をしてくれたその気持ちに、非常に胸が打たれました。パーヒャク漢の中の漢ですよ。(※この報道自体は裏を取れているものではありません。念のために)
そしてせっかくなので、トゥドールと言う漢が現役時代はどんな選手だったのかをご紹介させて頂きたいと思います(ちょうど編集長がガッツリ見ていた頃なので)。
トゥドールはクロアチア国籍のディフェンダーで現在42歳(1978年生まれ)。ユベントスに加入したのは1999-2000シーズンからで、そこからトリノでは6シーズンに渡りプレー。本職はセンターバックですが、右サイドバックも無理やりやらされたりもしていまして、後は前触れだと「ボランチも出来る」って言われていたものの、蓋を開けてみればボランチが出来る程の足元のスキルはなく、ほとんどをディフェンスラインで登場していたと覚えています(たまにボランチやってたかな)。
タイプとしては完全なストッパー型で、現在で言うとアバラル君みたいな感じですが、あそこまで一生懸命さはありません。カウンター喰らった時にゆっくり歩きながら戻っている姿も散見されていて、当時は「散歩」って揶揄されたりしていました(揶揄してたのは月ユベですが)。
そして月ユベでつけたニックネームは「清原」。その名の通り「清原和博に似ているから」と言う理由からなのですが、20年の時を経ても清原感が薄れていない事に安心した次第であり、そして引き続き月ユベではトゥドールの事を「清原」と呼ばせて頂こうと考えております。
ちなみに、下記の選手名鑑ではトゥドールの名前が載っています。懐かしい…
何にしてもユベントスを知る男が漢となって戻って来た事は素直に嬉しいですし、そして心強い部分もあります。そして清原がピルロをどのようにサポートするかも楽しみです。我々もその動向に注目しましょう!
ホームラン、ホームラン、キヨハラ!
Forza キヨ!
【編集長より😎】
誕生日当日(8/26)に近づくに連れて、グイグイ来るから気を付けてね。