【kassimania】過保護ユヴェンティーノによる今季採点

今回は執筆チームからkassiさんの投稿になります。「優しさが売り」、いやむしろ「甘すぎ!」とも言われる(笑)kassiさんの採点をお楽しみ下さい。

 


過保護ユヴェンティーノによる今季採点

 

歴史上、例のない中断を経て再開したカンピオナートもついに決着した。

予想外の足踏みはあったがユヴェントスは無事に9連覇を達成。非常に特殊なシーズンに優勝という結果をもたらしたチームに最大限の敬意を払いたい。

そこで今日は、過保護な僕による選手、監督、チームへの採点をお届けしたい。苦しんだ末につかんだ価値のあるスクデット。その評価はいかに。

 

GK

1.シュチェスニー  7.5

シーズン通して非常に安定したパフォーマンスを披露。ブッフォンの後釜がこんなにあっさり決まるとは誰が予想しただろうか。

 

77.ブッフォン  6.5

一昨シーズン終了後の感動的なお別れからまさかの1年で復帰。黒子に徹してチームをまとめてくれた。最後の最後にブッフォンにビッグイヤーをプレゼントしたい。

 

31. ピンソーリオ 出場無し

今シーズン、まだ出場のないピンソーリオだが、味方のゴールを真っ先に祝うなどチームのムードメーカーとして盛り上げてくれた。クリスティアーノ・ロナウドがチームで唯一プライベートでもお付き合いをするコミュ力の高さには脱帽。

 

 

DF

19.ボヌッチ 7.0

キエッリーニ不在の中、若いディフェンス陣を盛り上げ優勝に貢献。精度の高いキックは相変わらずで、ミラン移籍前の本来のパフォーマンスを取り戻した。かに見えたが、踏ん張りどころの終盤に集中力を切らし多くの失点に絡んでしまったことで「マイナス0.5」。

 

3.キエッリーニ 4.0

ほぼ1年間、怪我で戦列を離れる。チームが苦しい時に力になれないキャプテンに対しては、厳しくい採点となった。ピッチ上とは関係無いが、自伝を発表しかつてのチームメートに辛辣なコメントをした事も個人的には失望した。

 

4.デリフト 7.5

初めての移籍、初めてのビッグクラブでその実力を発揮した。能力だけでなく、パーソナリティの高さも特筆したものがあり、近い将来世界‘’No.1DF‘’の称号を得るだろう。あとは何年ユヴェントスで彼のプレーが見る事ができるか、、、

 

24.ルガーニ 5.5

ルガーニには甘い僕だが心を鬼にして辛口の採点にした。能力は申し分ないので劣勢やチームの不調に引っ張られないパーソナリティの強さが求められる。

 

28.デミラル 6.0

怪我を負ったタイミングは不運でしかない。力強いプレーの片鱗は見えたので来シーズンに期待したい。

 

12.サンドロ 7.0

相変わらず全てのプレーの質が高く、非常に安定していた。ロナウドのいる今のユヴェントスの左サイドにおいて、彼の攻撃での貢献に注文つけるのは少々酷なように思える。

 

13.ダニーロ  6.5

ボールを持ってない時のスペースへ走る推進力は大きな魅力。優序盤は怪我に苦しんだものの、中断明けの離脱は無し。
そして、ロナウドに次いで、スペイン、イングランド、イタリアでリーグ優勝を経験した史上2番目の選手に。

 

2.デシリオ 4.5

好きで怪我しているわけではないのだろうが、結で果としてチームに多くの負担をかけた。彼の好守に渡るポジショニングや正確な足元の技術は申し分ないので、もう少しでいいから稼働率を上げて欲しい。

 

 

MF

5.ピャニッチ 6.5

序盤はMVP級の活躍も、相手チームに対策されトーンダウン。アルトゥールとのトレードが決まってからも腐らず、プロフェッショナルな振る舞いには感謝。

 

30.ベンタンクール 8.0

好選手の殻を破りワールドクラスのCMFに成長。アンカーでもインサイドハーフでもアグレッシブな守備と長短の正確なパスで中盤の柱に君臨。

 

14.マテュイディ 7.0

攻守にわたる中盤のダイナミズムで貢献。特に相手CBとSB間のスペースへのアタックは職人芸。緊急時には左SBでもそつのないプレーを見せた。

 

8.ラムジー 6.0

今シーズン最も評価が難しい選手。セリエAへの適応やコンディション調整に苦しむも勝利以外は許されないインテル、ラツィオとのシーズン山場の上位対決では先発し活躍、勝利に貢献した。

 

6.ケディラ 5.0

プレシーズンにジャンとのポジション争いを制し残留も怪我に苦しむ。高年俸もありオフの放出候補の筆頭に、、、

 

25.ラビオ 7.0

中断の前後で最もプレーが別人のように変わった選手。守備の局面ではフィジカルを活かしたボール奪取、正確で高い足元の技術、そしてパワフルな持ち上がりは終盤でチームを大いに助けた。高評価は苦しい時期の活躍を考慮。

 

 

FW

7.ロナウド 8.0

サッリや戦術との相性の悪さや、コンディション調整に苦しんだ時期もあったが結果的に30ゴールの大台に乗せ周囲を黙らせる。
ピッチ上でのディバラとの共存にもめどが立った。

 

10.ディバラ 8.0

プレシーズンの放出候補から一転して、チームの中心に返り咲く。
偽9番も板につき、鋭いターンから前を向きゴールを狙うプレーは凄みを増した。

 

16.クアドラード 8.5 MVP

今シーズンのMVP。
まさかのSBでシーズン通して質の高いプレーを披露。特に1枚剥がして組立てに貢献するプレーは戦術上貴重。怪我による離脱0も頼もしかった。

 

11.  ドウグラス・コスタ 6.0

今シーズンも怪我に泣く。特に最後の離脱はジョーカー起用での効果も固まってきたタイミングだっただけに残念極まりない。

 

21.  イグアイン 6.5

ロナウドの相方として活きるためにプレースタイルを変更。FWとしての総合力の高さを見せつけた。名波氏によると世界一サイドチェンジが上手いCF。ディバラの欠場が濃厚なCLで奮起を。

 

33.  ベルナルデスキ 6.5

様々なポジションで汗かき役として貢献も、やはりゴールやアシストなど目に見える結果は物足りない。最後の最後で優勝を決定づける貴重なゴール、肩の力が抜けるといいのだが。

 

 

監督

サッリ 7.0

コンテ、アッレグリと続いたバトンを落とさずに、自身イタリア初タイトルを手にした。
フィニッシュは個の力任せもアンカーを経由した組み立てやハイプレス等、前任者とは異なるアプローチでチームを優勝に導く。特にディバラとロナウドの共存にある程度の目途をつけた功績は大きい。
シーズン通して采配に迷いも垣間見れたが、来シーズンは一層サッリの色が濃くなることを期待したい。

 

ベストマッチ

vs Lazio (H)

ミランに敗戦、アタランタ、サッスオーロに引き分けてチームを取り巻く緊張感が高まっていた一戦で見事に勝利したラツィオ戦が今シーズンのベストマッチ。結果だけでなく、前線からのハイプレスと細かいパスワーク、終盤3バックで守り切ったサッリの意地の采配など見所も多かった。

 

ベストゴール

ベストゴールはディバラの偽9番が最も活きたこのゴール。
右サイドをパスとフリーランで崩し中央のディバラが空けたスペースにラムジーが絶妙な飛び出しで奪ったこのゴールは今後のユーヴェの可能性を感じさせた。

 

 

最後の戦いCLへ

以上がぼくの独断と偏見による今シーズンの総括だ。

長く険しいシーズンだったが今シーズンはまだ終わらない。リスボンでCLが集中開催されるからだ。個人的にはレギュレーションが変わったCLはW杯のようなメンタルと勢いのあるチームが優位だと考える。様々なプレッシャーに打ち勝ったユーヴェが躍動する様を期待したい。

 

(了)

 

※下段コメント欄を開放しておりますので、是非ご意見などをお聞かせ下さい。


【ライター紹介】

Twitternote)※今回はkassiさんのnoteの記事を転載させて頂きました。