【遂にこの時が来た!】2019-20シーズン第30節 vs トリノ戦 マッチレビュー
ユベントス 4-1 トリノ
[meikan]
セリエA再開後、3連勝中のユベントス(編集長の思い出の中では今シーズンのコッパは中止扱いにしました)。実況の倉敷さんも『ユベントスはリーグ再開後は3連勝。しかも9得点1失点と素晴らしい戦いっぷりを見せています』と試合前に伝えていたのですが、「その1失点はチームの連携とかではなく、単にポヌッチがポヌっただけである事をもっと強調して欲しい」と感じた次第です。
スタメンはめずらしく現地各紙の予想通りとなり、アンカーには引き続きイチさんが名を連ね、右が主任で左にラビ彦。これでラビ彦は4試合連続スタメンを飾っているので、山ちゃんの信頼を完全に勝ち取ったのか、それとも山ちゃんの飲み仲間リストに完全にエントリーされたのか。いずれにしても今日は攻守に渡り良い働きを見せており、このままの調子を保つのであればスタメンに異論なしですが、もし試合終了間際に見せる気の抜いたプレーが続くようであれば、「松っちゃん先輩、あいつ調子に乗ってるんでスタメンぶち奪っちゃって下さいよ」になる事は間違いありません。
試合は開始早々の3分にキュンがまたまたまたまたゴールを決めて、股股股股QG(キュンガールズ)がぶっしゃる幸先良いスタートを切りました。キュンはこれで4戦連発となり、しかも全てペナルティエリア右からカットインしてのゴール。あのエリアはもはや『ディバラゾーン』と表してもいいくらいなのですが、それだと面白味がないので毒者さんに「なんか良い呼び方ないですかねー」と投げた所、P.OCOTINGさんから「キュンだからQスポットでどうですか?」との提案を頂き、まるまるパクらせて頂きました。『Qゾーン』ではなくあえて『Qスポット』と言って『Gスポット』を連想させる所にP.OCOTINGさんのイヤラしさが垣間見えますが、月ユベとしても今後はセクシーさも備えたいと思っていた所なので、タイミング的にはちょうどぶっしゃっらせて頂いた感じです。
攻撃に関してはキュンの左足も、キーちゃんのFKも素晴らしかったのですが、この試合であえてひとつだけピックアップするのであればクアマンのゴールでしょうか。あのゴールは自軍からのショートカウンターの形となり、キーちゃんがドリブルで仕掛ける中で、パーキュウジュウキュウ(99%)はボールが出て来ないであろう状況下で長い距離を走り、最終的にはキーちゃんが自分でシュート打てなかったので渋々ボールを渡した流れでクアマンが決めたのですが、良く長い距離を諦めもせずに走っていたと思います。
加えてこの試合のクアマンは守備面でも安定していたし、更に取り立てて攻撃時にはサイドで起点となりボールを散らす役割も担い、勝利に大きく貢献。このシーズン佳境を迎えている中において、怪我する事なく、ロスタイムに無駄に退場する事なく、そしてゆとる事なく、サイドバックのポジションを守り続けてくれています。本当に有難い事です。
そして守備面においては、やはりこの話題を取り上げない訳にはいかないでしょう。
松野さん、セリエA最多出場記録更新
1995-96にパルマの一員としてセリエAデビューを果たした松野さんは、2001-02シーズン開幕前にユベントスに加入すると、その後もじっくりコトコトと出場を重ね、遂にはマルディーニが持つセリエA最多試合記録である647試合を更新。この試合ではPKから1失点を喫したものの、それ以外では安定したプレーを披露。ここ最近からユベントスのファンとなった方には「ただの賑やかしのオッサン」だと思われていたかもしれませんが、この記録樹立により、実は結構すごいオッサンだった事が証明できたのではないかと思います。
昨シーズン開幕前にはユベントスを離れ1年の時をPSGで過ごしましたが、また戻って来てくれた松野さん。このユッティが生涯を懸けてでも更新できないであろう偉大なる記録を、ユベントスの一員として成し遂げてくれた事を誇りに思います。そしてこれからの1試合1試合はその記録更新に当たり、もう1シーズンの更新を果たした以上、ユッティが生まれ変わっても達する事ができないであろう偉大なる記録を、更新し続けて欲しいと願うばかりです。
本当におめでとうございます!
しかし、GoodニュースがあればBadニュースもるのが世の常人の常と言うものであり、遂にこの日を迎える事になってしまいました。
キーちゃんの壁ドンチャレンジ、43本目にして失敗
移籍後2年を掛けてフリーキック失敗を成功させて来たキーちゃんですが、この試合では蹴ったボールが綺麗な半円を描いてゴールネットを揺らすシーンを届け、ユベンティーニの口からはため息がこぼれる事になりました。実況の倉敷さんにして「外し続けているのに43本も蹴らせてもらえるのが凄い」と言わしめたキーちゃんですが、実際には蹴らしてもらっていたのではなく、他の選手を威嚇して勝手に蹴っていただけ。それだけ強い思いを持って臨んでいたチャレンジが失敗してしまった事は残念ではありますが、ファンとしてはここで一息ついて、今後のフリーキックに関してはキュンなりイチさんなりに任せて頂いてもいいかと思います。どうせ次に決まるのは2年後だろうし。
そんなこんなで記録樹立があり、チャレンジ失敗もあったトリノ戦でございますが、終わってみればセリエA再開後…
4連勝!
そしてミラン相手に敗れたラツィオとは…
勝ち点差7!
に開いております。
次節はキュンとフトシが累積で欠場となりますが、ポルちゃんも揉 太 郎もいるから大丈夫!うん、特に揉太郎のところでちょっと言葉が詰まる程不安はあるけど信じているから大丈夫。きっと面白いプレーを見せてくれるに違いありません!
って事で次も勝って9連覇に向かって猫まっしぐらだぜ!
ミラン倒すぞーーー!
Forza Juve!
【P.OCOTINGさんのユーべ系ブログ】
【試合後の真面目な感想はユベ議室でも書いてまーす😎】
7/5のユベ議室のお題は「(第30節)トリノ戦振り返り」
今回はディバラでもロナウドでもデ・リフトでもなく、脇役とも言えるあの3選手にフォーカスしました😎https://t.co/HbYU1Gf1dZ pic.twitter.com/z3uGP8a9lh
— 編集長ミツ【月刊ユベントス公式】 (@system442) July 5, 2020