サッリ:「チェルシー時代に選手との軋轢はあった」




 

昨シーズン、チェルシーを率いて「チャンピオンズリーグ出場権獲得」と「ヨーロッパリーグ優勝」を遂げた山ちゃんですが、英国の地で感じた事などをユベントス公式YouTubeで語りました。

 

自身の環境が変わった時、周りとの信頼関係を築くには時間が掛かるものだ。私がチェルシーのロッカールームでのコミュニケーションにおいて軋轢が生じたのは事実だ。しかし、最後にチームを離れる事を伝えた時に、涙を流してくれる選手もいたよ。

私は決して「褒めて伸ばすタイプ」ではなく、選手の改善点を指摘する事の方が多い。

最初は選手にも抵抗がある事だろう。しかし、自分の改善点を知る事で選手は成長を果たし、そして私に感謝の念を持つ事になる。若い選手は一度認識すると吸収するのも早かったね。その中には「引退後の事や、監督になるにはどうすればよいのか」と尋ねて来たり、個人的な相談(家族や子供の事)をしてくる者もいた。

一度信頼関係が築ければ、何でも話す事ができた。

フットボールに限らず、イングランドでは若者に多くのチャンスが与えられているように感じている。ただ、私はあのままイングランドで生活を続ける事はなかっただろう。イタリア人がどうやってイングランドで過ごしているかは分からないが…。しかし、フットボールに関しては別だ。プレミアリーグを恋しく思っているよ。プレーヤーは高いスキルを持ち合わせ、そしてファンは熱狂的な雰囲気を作り上げている。スタジアム内では誰をも非難するチャントは聞いた事がないしね。

どの試合でもファンで埋め尽くされ、とてもファンタスティックな空間だったよ。

 

ちょっと日本語訳が怪しいですが、もし違っていても「月ユベだもの」で済ませて下さい。

 

 

まぁ結局のところ山ちゃんが何を言い伝えたいかと言うと

 

 

「最初は揉めたけど、人望があるんでみんな付いてきたよ」

 

からの

 

「イングランドのメシはまずいぞ」

 

からの

 

「スタジアム内で俺に向かって‘’しゃくれ‘’って叫ぶなよ」

 

って事だと思います。

 

 

まぁあと付け加えるなら

 

「セリエにはスキルがちょっと足りない奴もおるけどな」

 

なのかもしれませんが、そこは気付かない振りをしておきました。

 

(画像はイメージです)

 

 

今のところはユベントスで「選手と揉めた」って話も耳にしませんし、個人的には逆に「キーちゃんを途中交代させた。しかも2連発で」って言う方に漢気を感じますね。その後もちゃんと関係は保たれてるし。

見た目がアレなんでファンからの支持がそんなに厚くない気もしますが、目指すサッカー(ポゼッションサッカー)はファンタスティックだと感じているので、「ナポリ時代に見せたサッリズモをユーべでも完成させて欲しいなぁ」って思いますし、その為にも「来シーズンは少しだけ山ちゃんの希望に沿った補強をして欲しいなぁ」なんて事も思っています。

とは言え現状の戦力は十分と言えますし、「勝ってこそ」ユーべの監督として認められる訳ですけどね。

 

 

なんにしても、編集長は山ちゃんを応援してまーす。

 

 

そうですね。ユーべの監督であるヤーマンになったからには、禁酒・禁煙してでも勝たないとなりませんね。

 


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