【今こそ「笑顔」をありがとう!】2019-20シーズン第26節 vs インテル戦 マッチレビュー




ユベントス 2-0 インテル

 

[meikan]


 

直前まで「開催する、しない」で揺れに揺れたイタリア・ダービー。個人的にはイタリアがどのような状況かもハッキリと分からず、1ファンとしては試合を見たい気持ちがあったものの、それにより選手ならびに関係者に影響が及ぶのではないかと言う目に見えない不安もありました。その想いすら口に出来ない状況であったので、この新型コロナウィルスが収束に向かえば、パイーニ(揉太郎の彼女ね)の胸を揺れに揺らして欲しいと思ったこと、その不埒な思いは口にさせて頂きます。あえてね。

 

 

と言うことで、このままだと「ビジネス編集長」だけではなく「エロ編集長」になってしまいますので、一応試合内容にも触れておこうと思います。一応ね。

まず、「リヨン戦を見据えて」になるであろうスタメン。注目されたアンカーの位置にはピャニッチではなく主任。そして右のインサイドハーフにはカジさんを配置し、前線3枚は大方の予想を裏切ってキーちゃん、ポルちゃん、コスタるんちゃんが並ぶ布陣に。アンカーは「なんだかんだ言ってもアゴイチでしょ」と思っていただけに、この主任抜擢はちょっとお父さん驚きましたね。

そして、この主任起用に関しては、はっきし申し上げちゃいますが「成功」だったと感じました。試合を通じて安定感がありましたし、そこに加えて特筆すべきはその「可動域の広さ」でしょうか。特に攻撃においては自らドリブルで持ち上がる事もあれば、フリーランニングで得点に絡む姿勢を見せる事もあり、「止まる」ことで攻撃の起点になるアゴイチに対して(それによりリヨンには封じられましたが)、「動く」ことで相手にポイント絞らせなかった主任。優越を付けるべきではないと思いますが、それでもリヨン戦1stレグの結果を見て、そしてリヨン戦2ndレグを見据えてこの判断を下したとすれば、山ちゃんを単に「しゃくれ顔の酔っ払い」と表現できないかもしれません。

(大胆な采配に出た、OK・山下監督(=OneCup・山下監督))

 

 

あと編集長的に「効いてたなぁ」って思うのはカジさん。得点を決めた事もありますが、それ以上に相手のディフェンスラインを間延びさせるあのロングランニングは、今のユベントスでは他に出来る選手がいないし(まぁ、松ちゃんもよく走ってるけど、あれは完全にスペースを作る動きだし)、何よりもユベントスに足りない「前線3枚と中盤の溝(スペース)」を埋める事ができる。それにより攻撃に厚みが出て、この試合でのゴールにも結び付いたと感じています。リヨン戦は2点を取らなくてはならない状況である以上、カジさんはインサイドハーフのファーストチョイスで間違いないでしょう。

 

まぁ、あとは課題となっていた3-5-2相手のワイドの守備についてはまだまだ不安は残ったものの、それでも選手の意識としては「そこを押さえる」と言う意識が高かったですし、あとは不本意ながらOK山下監督の選手の配置(カジさんの逆側に松ちゃんを置くとか)や交代が絶妙だったと認めざるを得ません。誠に遺憾ではありますが。

 

 

試合を見た方も多いと思うので、インテル戦の事はこの辺にして最後にひとつだけ。

冒頭にお伝えした通り、この試合の開催はギリギリまで分からない状況であり、実際に行われた事に対してSNSでは多くの意見が投じられています。そして、やはり編集長はその答えは分かりません。これだけの騒ぎになっている中で強行した事で今後何かしらの影響が出るかもしれないし、それでもやっぱり試合を見て楽しんでいる自分もいる。ただ、試合を終わった後、この画像を目にしてひとつだけ口に出来る事を見つけました。

 

 

今回の催行を決定した協会も、それを支持したひとも反対したひとも、試合を見て楽しんだファンも、もちろんプレーした選手も、誰ひとりとして悪いひとはいなくて、残ったものはこの選手の笑顔であり、そしてそれを見て微笑んでいる自分。それが全てなのではないでしょうか。

暗いニュースばかりが届く現状において、「試合をした事」を咎めるのではなく、ボクたちに笑顔を届けてくれたカルチョに、ユベントスに感謝の気持ちを届けたいと思います。

 

 

Grazie Juventus!

 

 

Forza Italia!

 

 

一日も早く、日々の暮らしの側にユベントスが戻る事を祈っています。

 

 


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