ベンタンクール:「チームは軌道に乗っている」




今シーズン、サッリ新監督の下で大きな成長を遂げているベンタンクールですが、現在のチーム状況になどについて、Sky Sport Italiaのインタビューに答えておりましたので、その一部を紹介させて頂きます。

 

[meikan]


 

チームの状態はとても良いと言えるでしょう。セリエAでは首位争いを演じ、チャンピオンズリーグではグループリーグを突破した。そしてコッパイタリアでは準決勝進出を果たしています。心配はなにもありません。

もちろん改善の余地はありますが、チームの進んでいる道は間違っていません。「軌道に乗っている」と言えると思います。まだまだチームは強くなるでしょう。

昨晩の試合(コッパイタリア準決勝1stレグ、ミランとのアウェイ戦を1対1で引き分けた)は非常にタフな試合でしたが、我々は試合を上手く終わらす事が出来たと捉えています。セカンド・レグでは良い結果を残す事が出来ると信じています。

その前にブレシア戦があり、そこで良いパフォーマンスを見せなくてはなりません。ユベントスと言うチームは常にベストを尽くし、そして最高の状態であり続けなくてはなりません。それは私がユベントスに加入したその日に教えられた事であり、だからこそユベントスは常に世界のトップを走り続けているのです。

 

ユベントス加入3シーズン目。当時20歳だった青年も、2年の月日を経過してすっかりユベントスの中心選手に成長。今シーズンは山ちゃん新監督が就任した後も出場機会を増やし、全33試合のうち25試合に出場(内スタメンは17試合)を果たしています。その中でも4-3-3のインサイドハーフのみならず、アゴイチが欠場した際に「レジスタ」の役割を任されている事も、特筆すべきでしょう。

 

幾つかのポジションをこなす事で、出場機会を得ている事は間違いありませんが、編集長的には「レジスタもこなせる選手」としての成長は嬉しいものの、それよりも「中盤のハードワーカー」として一本立ちして欲しいと願っています。ひと昔前だとデシャン、最近だとチェルシーのカンテのように、『泥臭いプレーで相手の攻撃の芽を摘むけど、攻撃のスイッチを入れる事もできる選手』的な感じでしょうか。そして主任は十分にその可能性を秘めていると思います。

 

 

まぁ、あとはあれですよね、あれ。

あれをたくさん食べて、あれでファンを魅了してくれれば、編集長は何も言いませんよ。