エムレ・ジャンのボルシア・ドルトムント移籍が発表



兼ねてから『冬の移籍が決定的』と言われていたエムレ・ジャンですが、ブンデスリーガに所属する、ボルシア・ドルトムントへの期限付き移籍が正式に発表されました。

 

[meikan]


 

2018-19シーズン開幕前、リバプールからトランスファーフリーでユベントスに加入したナスJ。当初は出場機会こそ限られたものの、時間が経つに連れて監督、そしてファンの信頼を勝ち取り、シーズン中盤に差し掛かる頃にはレギュラーメンバーの一角に。特にその『ユーティリティ性』により、当時チームを指揮していたアッレグリ・ヒロシに重宝されたのは記憶に新しい所。

 

その中でも特筆すべきは、チームが背水の陣で臨んだCLベスト8進出を掛けたアトレティコ・マドリー戦。スリーボランチのひとりとしてスタメン出場すると、中盤でアトレティコ攻撃陣をストップするだけではなく、攻撃の際には右サイドワイドの位置に入り、チームのバランスを取る非常に難しい役割を完遂。この試合の『影の立役者』とも言われる活躍を見せました。

 

今シーズンは山ちゃん新監督の下、CL登録メンバーから外れるだけではなく、国内リーグにおいても出場機会に恵まれず、持ち味である『キン魂溢れるプレー』も鳴りを潜める苦しい時間が続きましたが、今回のドルトムント移籍を機にまた闘志あふれるプレーと、ミスした時にたまに覗かせる『やっちまった顔』を見せてくれる事を期待しています。

 

ユベントスでプレーした時間は、わずか1年半と言う短いものになりましたが、それでも大きな感謝とリスペクトの気持ちを持って、ドイツに送り出したいと思います。

 

 

Grazie ナスJ!

 

Forza ナスJ!