イタリアの複数メディアが「デ・シリオとクルザワの交換トレード間近」と報道



イタリアのSky Sport Italia、Sportsitaliaを始め、幾つもの有力メディアが「デ・シリオとクルザワの交換トレードが成立間近まで来ている」と一斉に報じ始めました。

 

[meikan]


 

今シーズン、怪我に泣かされているユッティですが、現時点での出場はわずか9試合に留まっており、また最近では帯同メンバー入りしたにも関わらず、ベンチを温める機会も増えているのは事実。開幕前は「両サイドこなせる貴重な存在」と言われていたものの、「サッリから全幅の信頼を集めている」とは言えない状況です。

 

そして‘’交換要員‘’として名前が挙がったクルザワは、PSGに所属する27歳のフランス人プレーヤーでポジションは左サイドバック(左利き)。今シーズンは15試合に出場しているものの、帯同メンバー入りしていない試合も多く、数字だけを見れば決して「主力」としてプレーする選手とは言えなさそうです。

 

今回の報道では「クラブと個人間での合意には至っており、あとはクラブ同士での詳細を詰める段階」と伝えられていますが、個人的にはユベントスが本当にユッティを放出するか疑問符が付く所です。今シーズン、確かにクアマンのコンバートにより4人のサイドバックが揃う事になりましたが、それでも怪我人が発生した際など、この両サイドバックこなせる風のユッティの存在は貴重。そして「怪我人が発生した際」と書きながらユッティ本人が怪我で戦線離脱しているので説得力はありませんが、それでも「両サイドバックで起用できるユッティ」と「左サイドバック専門のクルザワ」の交換トレードについては、ユーべが得るメリットは「大きくはない」と感じております。

更にFootball Italiaの記事では「デ・シリオがインターナショナルブレイク期間に、パリで目撃されていた」とも報じていますが、イタリアとフランスの距離を考えればバカンスで訪れるのは不思議ではなく、それは単に噂をデコレートしているに過ぎないと思っています。そして、実は5日前には「アーセナルがクルザワ獲得で合意」と言う報道も出ていた程です(出所の信憑性は一旦棚に置くとして)。

 

確かに「好き嫌い」で言えば「超絶好き」な選手ではありますが、それを抜きにしても‘’ユッティ放出‘’は今のチームにとって大きなマイナスに働くと考えていますし、それこそパラ男がそこに手を付けるとも思えませんし、もしそこに手を付けたならロケットパンチお見舞いもんです。

 

まぁ、個人的には「そんなんないでしょ」って思っていますが、これだけ報道が出て来るとちょっと心配ではあるよね。信じてはいるけどね…

 

こんな人気者を放出したらダメだよー