(インタビュー記事)ディバラ:ガットゥーゾはボクを育ててくれた。



不遇の1年を過ごして迎えた2019-20シーズン。サッリの下で再び輝きを取り戻した、パウロ・ディバラ。その輝ける"ユベントスの宝石"が、パレルモ時代に指導を受けたガットゥーゾ(現ナポリ監督)について、Tuttosportのインタビューで答えていたので、その一部を紹介したいと思います。※インタビュー部分は短めです。

 

[meikan]


 

まず一言でガットゥーゾの事を表すなら『クレイジー』だ。ただし、リスペクトの意味を込めての『クレイジー』だよ。

ボクがパレルモに在籍していた時、ガットゥーゾの下でプレーした時期があった。それは短い期間(ガットゥーゾは就任後、6ヶ月で解任された)だったけど、彼からは多くの事を学んだんだ。

確かに練習や試合において、彼は厳しい部分はあった。しかし、それを含めてもボクはガットゥーゾに対して、良いイメージが残っているんだ。


 

編集長がキュンを初めて見たのは2017-18シーズンで、その時は「デル・ピエーロの再来」とも感じたのですが、シーズン中盤で怪我を負ったあと、デル・ピエーロにはなかった少しばかりの脆さを感じ、そしてキーちゃんが加入した昨シーズンは、それが如実に表れた気がします。

しかし、開幕前にすったもんだがあった後に残留を果たした今シーズン。2017-18シーズンを優に凌ぐ輝くを解き放ち、そしてその中に「力強さ」も兼ね備えるようになったと編集長は感じています。例えば昨シーズンはベンチにいても「陰」の空気が漂っていましたが、今シーズンは「俺を出せ」と言うオーラを受け取れます。それ故に、今回のインタビュー記事で「ガットゥーゾ」の名前が出た時には、合点が行く部分がありました。

 

これから迎える厳しい戦いに備えて、ユベントスの宝石は更に輝きを増す事は間違いありません。しかし、その前に待ち構えるはキーちゃんやポルちゃん、更には怪我から復帰したコスタるんとのポジション争い。それに勝利を収めピッチに立ち、そしてゴールを決めて「ユベントスのディバラ」から「世界のディバラ」になるのか。

 

今シーズンの残り半分、パウロ・ディバラから目が離せません。

 

※今回の記事で、編集長が正真正銘のディバリスタである事を証明できたと思います。