【「攻めあぐねる」の本当の意味は?】2019-20シーズン第20節 vs パルマ戦 マッチプレビュー




ユベントス 2-1 パルマ

 

[meikan]


 

2020年公式戦3連勝を狙うユベントスがホームに迎えるのは好調パルマ。パルマは前節を終えて勝ち点28の7位と、上々城みちるな位置に付けているチーム。今にもイルカに乗りそうな勢いもあり、侮れません。

 

 

さて、試合の方ですが、スタメンは概ね予想通りではあったものの、前線3枚はKKP(キーちゃん、キュンちゃん、ポルちゃん)ではなく、KKR(キーちゃん、キュンちゃん、ラムちゃん)の並びで臨んだっちゃ。

そしてこれは何度もお伝えしている通り、やはりポルちゃんが不在になるとどうしても真ん中でポイントが出来ずに、特にこの試合のように引いた相手には苦戦する展開が見受けられます。試合に勝ちはしていますが、『ポルちゃん不在の時の攻撃の形』の完成度を、もう少し高めて欲しいと思いますだっちゃ。

 

そんなこんなで前半は引きに引きまくったパルマ守備陣を崩せず、右ワイドに開いたキュンが起点になるものの、決定機を演出するには至らず。まさに『攻めあぐねる』展開の中、そこをこじ開けたのがキーちゃん。とんな流れかは忘れたけど、取り敢えず得意の左から中にドリブルで持ち込むと右足一閃!放ったシュートがダルミアンに当たりコースが変わってゴールに吸い込まれます。

これでキーちゃんは公式戦7試合連続ゴールとなり、国内リーグでも16点目。現在セリエA得点王レースでは、ラツィオのインモービレが23得点と独走していますが、キーちゃんは残り18試合で50点くらい取ると思うので、最終的にはキーちゃんが絶対に得点王になると信じていますし、無いとは思いますがポルちゃんには絶対に得点王は取らせません。えぇ、奴が曲がり間違って得点王でも取るようなもんなら、お調子に乗るのが見えているので。

 

後半はコーナーから失点して同点に追いつかれるも、その直後にキュンからキーちゃんで逆転。キュンのパスが少し足元に入りましたが、キーちゃんが上手く合わせました。あの辺の技術と言うか感覚はキーちゃんならでは。ほんと、変なチョンマゲしていなかったら、世界有数のストライカーと認めている所です。

 

そのまま試合は2対1で終了。

確かに試合を通じてみれば『苦戦した』と言えますが、個人的には「ヤマリズモの土台が出来て来たなぁ」と手応えを感じています。

特にミッドフィールドにおいて、パスを出した選手が流れて3人目の動きを意識的に見せている所や、三角形を作って相手の守備網を掻い潜りワイドにボールを運ぶシーンが増えて来ました。シーズンも佳境を迎える前に、ぼちぼち形が見えて来たのは良い傾向ではあるものの、そうなると残る課題は「誰が点を取るのか」。キーちゃんに取らせるなら取らせるで構わないのですが、いまのチームを見ている限りだと『最終的にキーちゃんが点を取った』となっているのかな、と。モチのロン、サッカーと言うスポーツは誰が点を取ってもいいですし、むしろ点を取れる選手が多いに越した事はありません。しかし、チームとして『この選手に点を取らせる』と言う形があった方が、特に上に行けば行くほど、勝つ確率が高まるのではないかと考えています。知らんけど。

 

この辺はそれぞれ意見があるのは承知で書かせて頂くと、例えるならリバプールはスリートップ全員が点を取るシステムですし、シティはアグエロでバルサはメッシ。ユーベもそんなイメージが出来たらいいなぁ、と思っている次第です。知らんけど。

 

とにかくユーベとしては、2月26日に迎えるリヨン戦まで勝って勝って勝ちまくり、そして怪我人をこれ以上出すことなく、チームとしてはサイコーーー!(庄司智春の「ミキティーーー!」風に)の状態に持って行きたいですね。まぁ、試合に出なくても怪我してるひともいるけど…。

 

そんなこんなで次のコッパイタリアはローマ戦。

 

ここも勝って勢い付けるぞい!

 

 

ちなみに、『攻めあぐねる』と『攻めアグネスチャン』を上手く絡めて記事に使おうと思ったのですが、だだ滑りそうなのでやめました。さすが編集長です。

 

 

って事でーーー

 

 

Forza Juve!