フィオレンティーナ会長「キエーザとの交渉は上手く進んでいる」




フィオレンティーナ会長「キエーザとの交渉は上手く進んでいる」

フィオレンティーナのコミッソ会長が、フェデリコ・キエーザの父親で代理人を務めるエンリコ・キエーザと会合の場を持ったようです。もちろんその場で話合われるのは「キエーザの契約延長」に関して。

会合の後、コミッソ会長はキエーザの契約延長に向けて自信を覗かせているようなので、その一部を紹介したいと思います。(記事元:TuttoSport)

 

エンリコとは初めて会談の場をいっしょにしたんだが、彼は非常に紳士的な人柄だった。ただ、私の印象は「選手」としてのエンリコ・キエーザが残っていたけどね。

話は非常にポジティブに進んでおり、私の予想を超える良い結果が出るかもしれない。そして彼は父親として息子が正しい道に進むことを強く願っている事を感じ取れたよ。素晴らしいファミリーだ。

フェデリコは怪我を負ってしまったが、次の試合では戻って来る事を願っているよ。昨日、彼に会った時に「調子は良いです」と言っていたけど、まだどうなるか分からないだろうね。

 

今シーズン開幕前にもユベントス移籍が噂されたキエーザですが、現在の契約は2022年6月まで。フィオレティーナはこれを更に延長する方向で進めており、コミッソの言葉だけを見れば「契約延長濃厚」と言った所でしょうか。

そして「獲得の意思を持つ」と言われるユベントスに関しては、‘’イタリア人プレーヤー‘’にどこまで拘りを持つかもポイントになるでしょうか。年齢も若干22歳と伸びしろがある選手ではあるものの、巷で伝えられる『移籍金6000万ユーロ』に見合う選手かどうかと聞かれれば「期待料込み」の部分があるのではないかと感じています。

いずれにしても冬の移籍は100%に近い数字でない流れだと思いますので、まずは今シーズン終了までに契約延長が成立するかに注目したい所です。

 

まとめ

キエーザが素晴らしい選手だと言う事は分かっていて、あとは費用対効果の話になってくるんだけど、これは「6000万ユーロ払う価値があるか」って話ではなくて、「6000万ユーロ払ったら、他でどんな選手を連れて来れるか」と言う天秤なのよね。だから、いまの移籍マーケットでは「選手と金額」ではなくて、「市場に出ている選手に付いた値段と、他の選手に付いた値段」を比べる事が、最も整合性が取れると編集長は考えてる。

例えばフトシは6500万ユーロ(+ボーナス1000万ユーロ)だし、リヨンからトッテナムに移籍したエヌドンベレは6000万ユーロ(+ボーナス1000万ユーロ)。そして今夏にカンセロがシティに移籍した際の移籍金は6500万ユーロとも言われてる。まぁ、この辺の選手と肩を並べる扱いかどうか、って所でしょうか。

とは言え、あの猪突猛進型のプレーは見てきて気持ちがいいし、それこそ今のイタリア国内では唯一無二な存在でもあり、獲れるなら獲って欲しいよなー、って言うのが本音。見ていてワクワクするしね。

 

右にキエーザ、左にコスタるん、そして真ん中にポルちゃん。

考えただけでもポルちゃんが両サイドのスピードに置いてけぼりくらうシーンが想像できますわ…。

 

[meikan]