【選手紹介~2019-20~】ゴンザーロ・イグアイン
【選手紹介~2019-20~】ゴンザーロ・イグアイン
- 名前:Gonzalo Higuaín(ゴンザーロ・イグアイン)
- 愛称:ポルちゃん
- 生年月日:1987年12月10日
- ポジション:フォワード
- 背番号:21
幾多の困難を超えてユベントスに戻って来た‘’ストライカー‘’。
シーズン開幕前、「放出最有力候補」と謳われながらも‘’チーム愛‘’を貫き、ユベントスに残留。そしてチームから、ファンから浴びた疑念はすぐに結果で払拭する事になる。『今シーズン最大の誤算』とも言われるストライカーがユベントスを救う場面を、これから何度目にする事になるだろう。
アルゼンチンのリーベル・プレートでプロデビューを果たしたイグアインはそこでの活躍が認められ、2006-07シーズン開幕前にスペインの白い巨人‘’レアル・マドリー‘’に移籍。そこで、ロビーニョ、ラウール、ベッカム、ロナウドなどとプレーし、結果を残す事で「ゴンザーロ・イグアイン」の名前を一躍世に知らしめる事になりました。
2012-13シーズン終了後、ベンゼマとのポジション争いに敗れる形でナポリに移籍。すると、サッリ監督に下で復活を遂げたイグアインは、ナポリで通算出場147試合に出場して92ゴールを挙げる大活躍を見せる。その中でも2015-16シーズンは36得点を挙げてリーグ最多記録を更新。その翌シーズン、実に9000万ユーロの移籍金を残し、ユベントスに移籍する事になりました。
満を持して加わったユベントスでは、移籍初年度(2016-17)には55試合に出場して32得点、翌シーズンは50試合で23得点を挙げるものの、迎えた2018-19シーズン開幕前、クリスティアーノ・ロナウドと言う希代のスーパースターを獲得したチームにおいてイグアインの場所はなく、追い出されるようにACミランにローン移籍で合流するも、結果を出せぬままその半年後には恩師サッリが率いるチェルシーに移籍。しかし、イングランドの地でもインパクトを残せぬまま、今シーズン開幕前にローン・バックでユベントスに戻る事に。
試合数 | 得点数 | |
ユベントス | 134試合 | 63得点 |
チェルシー | 18試合 | 5得点 |
ミラン | 22試合 | 8得点 |
ナポリ | 147試合 | 92得点 |
レアル・マドリー | 264試合 | 122得点 |
※2019年11月23日現在
ストライカー・イグアインの最大の特徴は、その「シュートの上手さ」。特にボールを面で合わせる技術はもはや「世界ナンバーワン」と言っても過言ではなく、中でも2017-18シーズン CLベスト16で戦ったスパーズとの1stレグにおいて、ピャニッチの後方からのボール(フリーキック)をダイレクトで合わせたゴールは、まさにイグアインのそれを体現していると思われます。
加えてユベントスに戻った今シーズンは、ロナウドやディバラと言った他のアタッカーを活かす為に「黒子役」に徹する動きも見せおり、プレーの幅が広がった事を感じさせています。更には試合の流れの中では、自身のポストプレーからワイドに展開する場面も増えており、サッリユベントスに欠かせない選手のひとりに挙げられるようになりました。
屈辱的なシーズンを過ごして戻って来た2019-20シーズン。その経験を活かし再度ユベントスのエースに君臨し、自身の存在価値をチームに、ファンに強く示す事ができるか。背番号21の逆襲に注目したいと思います!
編集部より
凄いゴールを決めたと思ったら、出しゃばってPK蹴って外したり、素晴らしいポストプレーを見せたと思ったら、守備はバレバレで手を抜いたりと、そんなイグアインが大好き。
昨シーズンは編集長も悔しい思いをしたけど、でもそれをバネにして今シーズンは周囲を黙らせる活躍を見せてくれて、「応援していて本当に良かった」って思っています。
今シーズンはロナウドやディバラを引き立てる役割も進んで買っていますが、それでもやっぱりイグアインは「ストライカー」。これから迎えるであろう苦しい時期に、チームを救うゴールを決めてくれると信じています!
↓こちらでもイグアインへの想いを綴っています。