サッリズモの体現者、「メルテンス」にユベントスは注目か!?
サッリズモの体現者、「メルテンス」にユベントスは注目か!?
今シーズン限りでナポリとの契約が切れるメルテンスだが、インテル、ミランのミラノ勢に加えて、ユベントスが獲得レースに参戦するようだ。
〜Il Mattino〜
ドリース・メルテンスは1987年生まれの32歳で、ベルギー国籍のアタッカー。2007-08シーズンにオランダのAGOVVで頭角を現すと、その後はユトレヒト~PSGとステップアップを重ね、2013-14シーズンからナポリに移籍。現在では欠かす事のできないセンターフォワードとして、チームを牽引しております。
そのナポリで転機が訪れたのは2016-17シーズン。もともとウィンガーだったメルテンスですが、開幕前にエースだったイグアインがユベントスへ移籍。そして、チームがその後釜として獲得したミリクが怪我で戦列を離れると、監督のサッリ(当時)はメルテンスをセンターフォワードで起用。これがハメり、以降メルテンスは『偽9番』として得点を重ねる事になります。
試合数 | ゴール数 | |
2018-19 | 47試合 | 19ゴール |
2017-18 | 49試合 | 22ゴール |
2016-17 | 46試合 | 34ゴール |
2015-16 | 40試合 | 11ゴール |
2014-15 | 53試合 | 10ゴール |
2013-14 | 47試合 | 13ゴール |
その『サッりの教え子』に興味を持っていると言われているユベントスですが、現在の人員をある程度キープした上で獲得するのであれば、あくまで『計算出来るバックアッパーとして』であり、逆に来年33歳を迎えるメルテンスを『レギュラーポジションの一角』として迎える事は、いくらトランスファーフリーとは言え考えづらいと思います。しかし、メルテンス自身がその扱いを受け入れるのであれば、それこそサッリズモを体現できる選手として、この上ない補強となる事でしょう。
このところチーム内ではゴタゴタが続き、その主犯格のひとりとして『1月の放出もあり得る』と言われるメルテンス。周囲も含めてその動向に注目したいと思います。
まとめ
メルテンス、いいよねー。テクニックもあるし、いわゆる‘’何でも出来るセンターフォワード‘’。編集長的にはウィンガーのイメージほとんどなくて、『メルテンス=センターフォワード』なのよね(ウィンガーやってた頃はロンドンにアーセナル留学してたので)。タイプとしては「マン市のアグエロに似てる」て感じてるんだけど、どうかね?
ただ、モチのロン来て欲しい気持ちは凄いあるけど、記事にも書いた通り、年齢を考えても『バックアッパーとしてなら』の条件付きかな。ポルちゃん、ロナ王、コスタるん辺りがベテランになって来て、若返りを図るべきアタッカー陣にメルテンスを『レギュラー』として迎えるのは、長いスパンで鑑みた時にどうなのかな、と。ただ、それでも編集長的にはメルテンスの能力を買っているので、『バックアッパー』としてならアリっちゃーアリ、て優香、大アリ。
まー、その前にインテルあたりが冬に獲得して、そして『チーム内のバランスを崩しテル』て感じになりそうな気もしテルんですけどねー。
[meikan]