【イタリアダービーまで待ち切れない!】インテルの情報も少しだけお届けします。




【イタリアダービーまで待ち切れない!】インテルの情報も少しだけお届けします。

 

イタリアダービーまで10時間を切りまして、編集長の胸の高まりが収まりません。

これは以前から口にしている通り、私にとってインテルとの一戦は特別なものであり、それは例えインテルの順位が低迷していたとしても、それは例えインテルが補強に失敗して‘’個人技ワッショイ‘’なチームになったとしても、それは例えインテルが1シーズンに3人も4人も監督交代して迷走したとしても、何一つ変わる事はありません。

 

 

思い起こせば数々の名勝負が繰り広げられたイタリア・ダービーではありますが、やはり忘れられないのは1997-98シーズン、4月26日にユベントスのホーム「デッレ・アルピ」で行われた一戦。このシーズンのスクデット争いを演じていた両チームの直接対決は、一進一退の攻防を繰り広げられながらもスコアレスで試合が進みます。そんな中で後半にインテルのロナウドがペナルティ・エリア内でユリアーノに‘’明らかなファール‘’で倒されるも主審の判定はノーファール。試合は結局1対0でユベントスが勝利を収め、そのままスクデットを飾る訳ですが、この試合とこの場面は20年以上が過ぎても語り継がれており、それは「イタリア・ダービーだからこそ」だとも感じています。(個人的にはもし私が主審を務めていて、10回あの場面を目にすれば2億6000万回は笛を吹いたであろう明らかなファールだと思っています)

 

 

※騙されたと思ってこの試合のダイジェスト見ておきー。イタリアダービー前に燃えて来るから。再生するとちょうどその試合から始まるよー(初めから見る方は「24分30秒」からイタリアダービーになります)。

 

 

と言う事で、今シーズンのイタリア・ダービー。ユベントスの召集メンバーならびにスタメン予想は「プレビュー」でお伝えしておりますので、ここでは少しばかりインテルの情報を。

 

<インテル スタメン予想/3-5-2>

GK:ハンダノビッチ
DF:ゴディン、デ・フライ、シュクリニアル
MF:ブロゾビッチ、アサモア、ダンブロージオ、センシ、バレッラ
FW:ルカク、ラウタロ・マルティネス

 

システムは間違いなく「3-5-2」。バルセロナ戦を‘’筋肉系のトラブル‘’で欠場したルカクもスタメンに名を連ね、そのルカクが欠場したバルセロナ戦でゴールを決めたラウタロ・マルティネスとツートップを組むと予想されています。インテルの試合を全て見ている訳ではありませんが、インテルの背番号10を背負うラウタロ・マルティネス(22)は、今シーズンは調子が良さそうですね(公式戦は8試合2ゴール)。加えて現地からは「右ウィングにはロナウド対策として守備的なダンブロージオを起用するだろう」と言われておりますが、戦況次第ではカンドレーヴァが投入されるかもしれません。また、今シーズンよりインテルに加入したサンチェスは前節のレッドカードにより出場停止となります。

元ユベントスのアサモア師匠も左ウィングでスタメン出場濃厚!クアドラードとの小競り合いにも注目です!

 

 

システムで言えば「3-5-2」対「4-3-1-2」となり、両ワイドをどちらが制するかが勝負の分かれ目になる気がします。インテルは両ウィングのダンブロージオとアサモアがどれだけ高い位置でプレーできるか、そしてユベントスはラムジー、ロナウド、イグアインの3人が中央で溜めを作り、そのボールをどれだけ両サイドに散らす事ができるか。ダンブロージオとアサモアがセンタリングを上げる機会が増えていれば、それはすなわち「ユベントスのゴール前にスペースが出来ている」と言う事であり、逆にクアドラードやサンドロが攻撃に絡む機会が増えていれば、それは「ユベントスの前線がリズムを作れている」と言う事に繋がります。

 

 

それ以外にも「ゴディン対ロナウド」や「ルカク対デ・リフト」と言った個別の楽しみもあり、更にコアな月ユベファンからは「そろそろケディラの初出荷の時が見られるのではないか」と言う期待も寄せられます。

首位と2位の対戦ではあるものの、それ以上にクラブの威信をかけての戦いになるでしょう。そしてそこにはサポーターの想いも当然ながら乗っかっています。

 

シーズンに2度しかないこの対戦を楽しみましょう!

 

Forza Juve!