【こんな日もあるさ!】2019-20シーズン第2節 vs ナポリ戦 マッチレビュー




2019-20シーズン第2節 vs ナポリ戦 マッチレビュー

ユベントス 4-3 ナポリ

 

[meikan]


 

 

なんて日だ!

 

 

て声が聞こえてきそうな一戦でしたが、よく考えてみたら「シーズン序盤の難しい試合で勝ち点3を拾った」とも言えるし、更に言えば「大逆転負けを喰らってもおかしくない中で良く勝った」とも言えるし、まぁ最終的には「斉藤さんって小峠に似てね?て思ったけど似てるのは頭部だけだった」とも言えるし、何にしてもこれで負けてたら暴動が起きるくらいのレベルの試合内容&試合展開でしたね。

 

 

前半は良かったと思います。スタメン自体は怪我で長期離脱となったロボに代わりフトシが入っただけなんですが、開幕戦とは打って変わって選手同士の距離感も良くてボールが回っていましたし、それゆえに守備から攻撃、攻撃から守備への切り替えもスムーズでした。中でもやはりナス大のポジショニングは絶妙で、バランス取ってましたね。顔の長さ以外は決して派手さはないんですが、攻守に渡って「ここにいるんかいっ!」てシーンが多いんですよ。わたし、基本的にはナスは‘’素焼き(+醤油)‘’とか‘’お浸し‘’とか、どちらかと言うと素材を楽しむ食材だと思っているんですが、ナス大のプレーに関しては何か隠し味的なものが入っているんじゃないかな、って感じています。それも、どの名の知れたサッカー評論家が見ても分からないレベルの。それくらい、ナス大には得体のしれない何かが隠れていて、「山ちゃんもそれに気付いて残留させたんじゃないかな」って思っています。でも、サッカー選手のプレーに『隠し味』て何を入れる事が出来るんですかね?

(パっと見は『気取ったコメディアン』みたいな顔しているものの、実際には『気の利いた野菜』なナス大選手)

 

 

そんな流れの中で先制点はまさかのオジーロ。後半15分にユッティが安定のゆとりで早々とピッチを後にした事により、移籍後初出場を果たすと、直後に迎えたナポリコーナーからのカウンターが左サイドのコスタるんに繋がったのに合わせてゴール前に駆け上がり、老け顔にも関わらずグランダーのボールに綺麗に合わせて貴重な先制ゴールを挙げます。確かにユーベ加入が決まった時にチェックしたダイジェストでも長い距離を走っていたので、今シーズンはこう言ったシーンが多く見られるかもしれませんね。

ちなみにポヌッチが相手シュートをブロックしたプレーがカウンターに繋がったのですが、ボールが肩に当たったのに顔を押さえて倒れていたポヌッチを見て、ますます愛らしくなってきましたね。つーか、あれで無駄に倒れて笛吹かれてたらカウンターのチャンス台無しだっだろうが!

 

 

その後、前半19分にポルちゃんが、後半17分にロナ王が追加点を挙げ『3対0で勝負あり!』と思ったのですが、ナス大の交代(後半15分)によりバランスを崩したユベントスは後手後手に回る展開に。後半21分にセットプレーからマノラスに、直後の23分にはショートカウンターからロサノに決められ1点差に。そしてついには31分にディ・ロレンツォに同点ゴールを許し、『キング・オブ・なんて日だ!』となり、ビッグゲームに駆け付けたスタジアムのファンも、加えてこの後に出勤が控えている編集長も意気消沈ムードに。しかしのしかーしの、まさかのまさーかの、最後の最後ーに、アゴイチが蹴ったボールがクリバリのオウンゴールを誘発して勝ち越し。ボームで超絶テッテレー感が漂いましたが、何とか勝ち点3を拾う事が出来ました。

(クリバリのオウンゴールを手放しに喜べなかったファンは多かったと思いますが、ホッとしたファンも多かったはず)

 

 

 

あのまま3-0で終えていれば『完勝でちゃんちゃん』だったんでしょうけど、逆に序盤戦でこう言った試合があって良かったかもしれませんよね。何と言っても今シーズンは監督も変わり、チーム自体が新しいチャレンジを進めている中で上手く行かないのは当然ですし、それを認識する機会が早々に訪れた事はラッキーだったと思います。そして生意気にも『レギュラー扱い』とも言われていたユッティがやっぱりゆとり世代の申し子だと認識出来たのも大きかったと思います。つーか、やっぱりサイドバック補強してくれや。

 

まぁ、この後はインターナショナルウィークで1週間空くんで、選手も気持ちをリフレッシュして次のフィオレンティーナ戦に向かって欲しいと思います!

 

 

次も勝つぞーーー!

 

 

Forza Juve!

 

 

 

それにしてもオジーロがゴールを決めるなんて…

 

 

 

なんて日だニーロ!